1980 YAMAHA L-10E

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アコースティックユニットを本格的に稼働させたのはここ10年ほどのこと。
そのユニットで、ストリートライブにも参画する、という話になったのです。

ところが、現場ではアンプなどの使用は不可能、とのこと。
(持ち込みの小型電池式アンプもダメ)。

つまりは、生音がちゃんと鳴るギターが必要、ということになったのです。

それまで基本的にOvation Thunderboltでやっていたので、SupershallowなTB-01には生音はちょっと荷が重い。。。
そんなことを考えて、「生鳴りがちゃんとしたエレアコ」を探し始めたのです。

でも、エレアコは高額。。。。

生ギターで良い状態のものを探して、それにPUをつけて、と最初は思っていたのでした。

そんなある日、たまたまリサイクルショップにてこの子を発見。

正直、それまでYAMAHAには良い印象がありませんでした。

ガシガシした感じで鳴るのだけれど、ちょっと繊細さが足りない感じでもあり。
ストロークには向いているのですが、やわらかなアルペジオやソロノートにはどうだろう?という思いがあったのです。

で、見つけた当日には買わず、友達に「こんなギターがあってん」と連絡を入れたら、
「それは、買ったほうがええよ!」
と背中を押してくれました。

確かに他で弾いたYAMAHAの音とは異なる感じがします。それはきっと上質の材をふんだんに使ったこの当時のYAMAHA入魂の一本であるからだと思います。そして細かなロゼッタにも好感が持てます。あぁ、エエギター弾いてるなぁ。。。と、うっとりさえしてしまいますね(笑)。

手に入れたからにはでも、遠慮はせずにガンガンストロークしたり、アルペジオも勿論。ソロ弾きもがっつりこなせます。(ハイポジションは限界ありますけどw)

ここしばらくのメインギターなのですが、2021年春にちょっとした手術を受けるために入院中。早く帰ってこないかなぁ。。。
↑無事に退院、元気になって帰ってきております(^-^)v

S/N 11118

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    はるさめ

    2021/12/09 - 編集済み

    無事の退院、よかったです!YAMAHAのギターの印象ってガシガシなんですね、興味深いです♩

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      Kei Maeda

      2021/12/25

      はるさめ様>

      ガシガシ、はちょっと悪い表現かもです、すいません。硬質な、という意味合いで書いていますね。弦が震えている感じはしっかりあるのですが、ボディの木の板の揺れを強くは感じれなかった個体が多かった印象だったのです。
      でも、この子を弾いて感じ方が変わったと思いますよ♪

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