密かにリスペクト
セイモア・ダンカンは偉いと思う。1960〜70年代にジミー・ペイジやジェフ・ベックに施したピックアップへのカスタマイズを秘密にせず、誰にでも買える値段で製品として市場に出してくれているからである。彼らの名前を使って大儲けしてはいないか、という指摘もあるかもしれないが、もっと高い値段に設定することもできたはずだし、それでも欲しい人は世界中にいると思う。同じことはロジャー・メイヤーにも言える。ジミヘンにエフェクター使ってた人の設計したエフェクターなんてもっとふっかけた値段でも大丈夫だったはず。 厳密に言うと彼らがベックやペイジ、ジミヘンに渡した機材と、店で買える彼らの会社の機材とは別なのかもしれないが、伝説に関わった人達と同時代を生きていることで得られる役得だと感じている。 #感想