ベアモデル サザン星人 スタンダードサイズ 平成物

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『シルバー仮面』に登場した、初の巨大宇宙人、サザン星人。
全宇宙の征服を企むこの宇宙人は、自分が侵略・占領した星に、その証しとしてサザン星の旗を立てるという、ユニークな習性を持っていました。
よく『シルバー仮面』は“ジャイアント仮面編”になって子供向けに路線変更した、なんてことが言われますが、「戦争」という国盗りゲームをカリカチュアライズしたような行動を取るサザン星人の描写に、脚本の佐々木守氏の変わらぬメッセージ性が垣間見えます。

1998年に「オールシルバー仮面コレクション」の第1弾としてリリースされた、ベアモデルのサザン星人。
今となってはマイナーなサザン星人ですが、“ジャイアント編”最初の宇宙人ということもあってか、ミニソフビに指人形、プラモデルと、当時の商品化は意外と多いんですよね。しかし、結局スタンダードサイズソフビでは商品化されなかったので、この補完は嬉しかったですね。
不動明王的なデザインを上手くレトロタイプに落とし込んだ造形で、本編の着ぐるみよりも不動明王像を思わせるアレンジになっているような気がします。
個人的にマルブルのよく出来たソフビって、神仏や神獣の像に近い感覚があるなぁ、と思っているのですが、平成のソフビではありますがこのサザン星人にも、そういう趣きがありますね。

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