B-CLUB ブルマァク復刻版 コスモリキッド スタンダードサイズ 平成物

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前作『ウルトラマンA』で好評だった「ウルトラ兄弟」や「ウルトラの父」といったウルトラファミリー路線を更に発展させ、もはや“ホームドラマ”の域にまで達した感のある「ウルトラの母」の登場。そして、超獣から怪獣が再び主役の座を取り戻した、怪獣世界の変革のドラマ・・・、見どころ満載の展開で視聴者のハートをガッチリと掴んだ『ウルトラマンタロウ』第1話に続く第2話・3話は、早くもシリーズ初となる前後編のエピソード。
奇怪かつユニークな特性を持つ二大怪獣と、それに対して次々繰り出されるZATの奇抜な作戦。そして、タロウのピンチに駆けつけたウルトラの母の母性愛・・・、現代のおとぎ話ともいうべき奇想天外な作風と、ウルトラファミリー路線の総決算的な内容で第二期ウルトラシリーズきっての人気作となった『ウルトラマンタロウ』の物語は、いよいよこの前後編でその方向性が確立されることとなります。
そんな印象的なエピソードを大いに盛り上げたのが、コスモリキッドとライブキングの二大怪獣です。

まずは体を液体に変化させることが出来る特殊能力を持つ怪獣、コスモリキッドから。
タロウ怪獣の中では比較的、正統派の趣きがある容姿の怪獣ですが、そんなビジュアルとは裏腹に自在に伸びる長い舌で人間を捕食するという、『タロウ』きっての“トラウマ怪獣”という面もあります。
タロウとの最初の交戦後、一旦は「何でも呑み込む穴」(実はライブキングの鼻の穴)に吸収されてしまいますが、ライブキング出現後にZATの高圧パイプ作戦で緑色の液体となって体内から放出され、復活する場面はこの怪獣の真骨頂でしたね。

そんなコスモリキッドの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。
こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2002年6月に発売されました。
流麗なフォルムに腹部の丁寧なモールディング、劇中での印象を上回る造形美ですね。さすが名匠の仕事、といった感じです。

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