タカトク ダブルサタン ミニサイズ 当時物

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『アイアンキング』には3つの敵組織が次から次へと登場しますが、最初に現れたのがアイヌや琉球を思わせる、二千年前に大和朝廷によって滅ぼされた先住民族の末裔、「不知火一族」です。
彼らは現政権を崩壊させ、祖先の地・日本を奪還せんと破壊活動を行いますが、その際に主戦力となっていたのが巨大な人型の不知火ロボット。不知火太郎(演じたのは『忍者キャプター』の風魔烈風や暗闇忍堂など、この手のキャラをやらせたらピカイチの堀田眞三氏)を頭領に戴く一族の精鋭、不知火十人衆が炎の形をしたバッジ型のコントローラーで操る10体のロボット群ですが、池谷仙克デザインのこのロボットたちはどれも格好良いですね(第1話登場のバキュミラーに至っては、何とアイアンキングの没デザインの流用!)。巨大ヒーローの敵は決まって怪獣か宇宙人、という時代に、敵が人型ロボットというのは実に新鮮だったと思います。
ダブルサタンは不知火三番目の刺客、不知火順三郎(演じたのは『スーパーロボット マッハバロン』ララーシュタイン役の伊海田弘氏)が操る“分身ロボット”。
ノルウェーのバイキングを彷彿させるビジュアルの不知火ロボットですが、左手の指先には小型のダブルサタンを仕込んであり、それが5体の分身になるというのがユニークでした。

タカトクのダブルサタン。
やや左に傾いている感じが間延びした印象を与えますが、これはこれで何ともいえない味になっています。

#アイアンキング #タカトク #宣弘社 #ソフビ #怪獣

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