Barrie Scotland cable knit all cotton バリー ニットウエア ケーブルニット コットン100%

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 英國には多数のニットウエアメイカーがある。
 秋冬になると、メイドインイングランドの刺繍入りネームが出回り始めるのだが、昨今のショッピングセンターではもはや幻・・・否、セレクショショップ(という名のプライベートブランドを取り揃える)でさえアジア生産にシフトしていので「え、そうなの?」という声の方が大きいかもしれない。英國はウールの国で、産業革命が始まった国でも有るゆえ、紡績技術が向上。(向上というのは生産能力が格段にあがったという意味で)ニットや布帛が発展したのだ。
 こちらのBarrie(バリー)は1903年に創業、カシミアニットで知られており、大手メゾンでも使われる程の技術もある。ガブリエル・シャネル(=ココ・シャネル)が1920年代から生産ラインとして使うようになり、2012年にシャネル社が同社を傘下に収まり、一気に垢抜けた。(サイトをご覧ください。英國伝統なんて匂いは一切しません)こういった資本や人材の投資によって老舗がリニューアルして時代に合わせて新たなプロダクト作りをしていくのは良いことだと思うわけで、日本はこういった事があまり目立たたないのか、やってないのか、残念であります。老舗と言われるショップやブランドが倒産したり、工場が廃業したり、一方でユニクロという高効率な商材を並べるビジネスモデルが圧倒的シェアを伸ばしている故でもあるのだが。
 コットンケーブルニットなんて何処にでもありそうで、トレンドばかり追っかけている日本市場ではほとんど見かけなくなった。ブルックスブラザーズやラルフローレンぐらいじゃないだろうか、定番として置いているのは。
 インナーにシャツを入れても良いだけれど、カットソーに合わせても良い。着る期間は限られる故に季節を楽しむ1着である。

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