2004年に創業。『次なる時代の新たなヴィンテージの創造』をコンセプトに、時を超えて伝え残すことのできるモノづくりを目指している。
岡山の地場産業である「デニム」を中心に、加工・エイジング・リメイクの可能性を追求したモノづくりと、そこから派生・発展させたより自由度の高いクリエーションを実現する「AN-LABEL」と、「普遍的なデザイン」「普遍的なもの」を追求しつつ独自の解釈による『New Vintage』を提案し、定番としてリリースする「NORM - LABEL」を展開。
2022/ 6/ 9
様々なシーンで活躍する別注ベスト / AN100-D RIDING UTILITY VEST GRAY
ANACHRONORM公式Online Store、balance okayama 2ストア限定カラーのユーティリティベスト。 毎シーズン人気を誇るアイテムの別注カラーを特集しました。 ・・・DETAIL・・・ AN100-D RIDING UTILITY VEST GRAY 様々なアイテムの上に羽織る事で機能を向上させることが可能なユーティリティベスト。 サイドのアジャストジップは調節可能となっており、シーンによって締めて体にフィットさせることで機能性がアップ、逆にタウンユースなどでは開放することでリラックスした着用感に。 またフロントポケット、背面ポケットと大容量の収納力も便利な汎用性の高い1着です。 ・・・FABLIC and DYED・・・ 生地はミリタリーのテントをもとにリプロダクトし、糸を限界まで打ち込んだ高密度なキャンバス生地。 防縮などの整理加工をあえて最小限に抑え、コットンの持つ風合いを生かした仕上げとなっております。 今回は別注として硫化染めにてグレーカラーに染め上げました。 高密度な生地を染めることで硫化染めのムラ感・スレ感が生まれます。 また着続けるうちに程よく色が抜け、独特な風合いと味わいが出てくるのが特徴で、経年変化が楽しめます。 ・・・Impressions I tried using・・・ 今回はベストを実際に使用しているディレクターに使ってみての感想をお聞きしました。 参考に是非一読くださいませ。 ※ベストの下にはコーチジャケットを着用 バイクが趣味のディレクターは、基本ベストをツーリング時に使用しております。 バイク乗りの1dayツーリングにおいては基本的にバックパックを背負ったり、荷物をバイクにくくり付けることを嫌う方が多く、基本は手ぶらでの運転が理想。 ベルトストラップとなっているため、収納力の少ないアウター（革ジャン・コーチJKT）などを着た上に重ねることで収納力を確保できるところが便利なポイント。 また時期によっては早朝からスタートする場合、朝は肌寒くアウターを着用して行くが、日中は暑くなりアウターを脱ぐので、背面の大きなポケットにそのまま収納できることがすごく嬉しいと話しておりました。 上着を入れて少しポケットに余裕があるときには旅先でのちょっとしたお土産を入れて帰ることもあるそうです。 他にもディレクターは、携帯、貴重品、水筒をフロントポケットに入れているそうです。 バイクに関わらず自転車の街乗りなどでも同じようなベストの使い方ができそうですね。 今回はツーリングでの使用にフォーカスしましたが、これからの季節にはレジャーやフェスでの使用、タウンユースでのお使いなど人それぞれ様々にお楽しみください。 着用写真も掲載しておきますので参考にご覧ください。 AN100-D RIDING UTILITY VEST GRAY MODEL : 182cm / 65kg / 着用サイズFREE 他着用アイテム T SHIRT : NM-TS09 STANDARD EMB S/S T-S BLACK / SIZE 03 PANTS : AN165 SLIM TAPERED EASY PANTS BLACK / SIZE 03 ファッションアイテムとしてタウンユースで着用する場合、夏は暑くレイヤードが難しくなるため、Tシャツ×ベストの組み合わせはオススメです。 また暑い夏はバックを持つのも気が引けるので、バック代わりになる点も便利なポイントですよ。 皆さま是非お楽しみください。 商品ページ AN100-D RIDING UTILITY VEST GRAY： https://anachronorm.jp/collections/all/products/an100-d-riding-utility-vest-gray AN100 RIDING UTILITY VEST WHITE： https://anachronorm.jp/collections/all/products/an100-riding-utility-vest AN100 RIDING UTILITY VEST WHITE – ANACHRONORM アイテム：ライディングユーティリティベスト フィールドベストをリファイン。サイドのアジャストジップで体にフィットさせられる為、ライディングにも適したアイテムです。 フロントにドイツFIDLOCK(フェデロック)社のバックルを採用。マグネットの為、片手での着脱操作が可能です。 Item: Riding Utility Vest Refine the field vest. The side adjust zip fits your body, making it suitable for riding. A buckle made by FIDLOCK of Germany is used on the front. Because https://anachronorm.jp/collections/all/products/an100-riding-utility-vest AN100-D RIDING UTILITY VEST GRAY – ANACHRONORM 公式Online store、balance okayama、balance tokyo 別注カラーのユーティリティベスト。 Official Online store, balance okayama, balance tokyo Bespoke color utility vest. サイドのアジャストジップは調節可能となっており、締めて体にフィットさせることでライディングにも適したアイテムとなっております。 タウンユースやアウトドアシーンでも活躍する、汎用性の高い1着です。 The side adjust zip is adjustable, making it a suitable item for riding by https://anachronorm.jp/collections/all/products/an100-d-riding-utility-vest-gray #2022 #新発売 #参考
2022/ 5/10
長期間着用できるTシャツ / NM-TS03 STANDARD HEAVY WEIGHT S/S T-S
ANACHRONORMの定番ライン"NORM"より、ほぼ毎シーズンリリースし人気を誇る ヘビーウエイトTシャツの経年変化をご紹介します。 ・・・ITEM DETAIL・・・ NM-TS03 STANDARD HEAVY WEIGHT S/S T-S 独特な形のポケットと、真鍮リベットがアイコニックなポケットTシャツ。 シルエットは広めの身幅とやや短めに設定した着丈がバランスの良いボックスシルエットとなっております。 ・・・FABLIC・・・ 生地には別注で長年に渡り生産している高密度天竺を使用。 髙い密度で編み立てることで、とてもハリのあるヘビーウエイトな生地となっております。 ・・・Secular variation・・・ 今回はスタッフが2年間着用した私物と新品を比較しました。 着用を繰り返すことでハリ感は残りつつも生地が柔らかくなりシワが増し、 襟部は少し丸みを帯びてANACHRONORMの印字ロゴも色が薄れ、リベット部は真鍮が酸化し深い色になっております。 左 2年間着用 / 右 新品 生地は柔らかくなってきてはいるもののダメージが入っているわけでもなく、まだまだ現役です。 上記着用写真のようにガシガシ着用と洗濯を繰り返してクタッとした風合いを楽しむも良し、洗濯後にアイロンを掛けてシワを伸ばしてキレイ目な印象を楽しむも良し。 私個人的にはこの夏もガシガシ着用して今よりもクタッとした雰囲気を楽しみたいなと思っております。 今回ご紹介のヘビーウエイトTはシンプルながら、生地にこだわり、味わい深く楽しんでいただける定番アイテムですので、是非皆さま人それぞれにお試しくださいませ。 着用写真も掲載しておきますので参考にご覧ください。 ※2年間着用 ※新品 ※特集はWHITEカラーで行いましたが、BKLACKカラーも展開がございます。 商品ページ WHITE : https://anachronorm.jp/collections/all/products/nm-ts03-standard-heavy-weight-s-s-t-s-white BLACK : https://anachronorm.jp/collections/all/products/nm-ts03-standard-heavy-weight-s-s-t-s-black MODEL : 172cm / 75kg / 着用サイズ L NM-TS03 STANDARD HEAVY WEIGHT S/S T-S WHITE – ANACHRONORM アイテム：ヘビーウエイトポケットT-S ANACHRONORMでは定番の、真鍮リベットがアイコニックなポケットT-Sです。 Item: Heavy Weight Pocket T-S The classic ANACHRONORM pocket T-S with brass rivets. 生地：7オンス高密度天竺 ANACHRONORM別注で長年生産している高密度天竺。高い密度で編み立てることで、ハリのあるヘビーウエイトとなっています。 Fabric: 7 oz high-density tenjiku ANACHRONORM Bespoke high-density tenjiku that has been produced https://anachronorm.jp/collections/all/products/nm-ts03-standard-heavy-weight-s-s-t-s-white NM-TS03 STANDARD HEAVY WEIGHT S/S T-S BLACK – ANACHRONORM アイテム：ヘビーウエイトポケットT-S ANACHRONORMでは定番の、真鍮リベットがアイコニックなポケットT-Sです。 Item: Heavy Weight Pocket T-S The classic ANACHRONORM pocket T-S with brass rivets. 生地：7オンス高密度天竺 ANACHRONORM別注で長年生産している高密度天竺。高い密度で編み立てることで、ハリのあるヘビーウエイトとなっています。 Fabric: 7 oz high-density tenjiku ANACHRONORM Bespoke high-density tenjiku that has been produced https://anachronorm.jp/collections/all/products/nm-ts03-standard-heavy-weight-s-s-t-s-black #比較 #参考 #2022
2022/ 4/12
ウエポン素材が特徴のトラウザー / AN159 COLD MERCE TUCK WIDE TOROUSERS
ANACHRONORM 2022 1st COLLECTIONより初回入荷分は完売してしまったトラウザーがRESTOCK‼ 今回はお客様よりこのパンツは洗うとどうなるんですか？ というお声をいただきましたのでRESTOCKに合わせ特集いたしました。 ・・・ITEM DETAIL・・・ ・AN159 COLD MERCE TUCK WIDE TOROUSERS BEIGE ワンタック・ワンダーツを取っており、腰周りにゆとりがある着用感です。 裾幅を広く取ることでワイドなシルエット。 また裾は予め折返しダブル仕上げとなっております。 ・・・FABLIC・・・ 今回こちらのパンツの特徴としてワイドなシルエットも もちろんですが、生地もとても特徴的です。 ・ ウエポン生地 : 元々米陸軍士官学校で採用されていた生地のことで、 「陸軍ウエスト・ポイント士官学校の制服に由来する生地」。 ウエスト・ポイントを略して、ウエポンと呼ばれたことが由来となっております。 生地の特徴はウエポンは一般的なチノクロスとは違いより丈夫で光沢感がございます。 丈夫な理由として単糸(1本の糸)ではなく、双糸(2本の糸を撚り合わせて作られた糸)で織られているため太さが倍になり強度がアップします。 ・ 更にそこにコールドマーセ加工という特殊な加工を施すことで フラットで美しくパリッとした風合いとなり、 チノパンツながらドレスパンツのような品のある表情が生まれるのです。 ・・・After washing・・・ 今回はこちらのパンツをワンウォッシュしてみました。 ・ 表情としては生地に柔らかさが現れ、程よいシワ感が発生し、ドレスパンツのような表情から ミリタリーやワークパンツのような雰囲気に変化いたしました。 （左 : リジット 右 : ワンウォッシュ） ワンウォッシュすることで多少の縮みも見られました。 ※こちらのアイテムはリジット(未加工)状態ですので新品時は洗濯での縮みを考慮し大きめのサイズ感で作られております。 ワンウォッシュでの変化が伺えるということはこれからの経年変化も非常に楽しめるといえるでしょう。 更にアタリや色落ちが発生し、これから変化していく雰囲気も楽しみです。 今回は新品段階で洗いをかけてみましたが、もちろんリジット状態でキレイ目な雰囲気を味わってから洗うも良し、1度洗ってワークやミリタリーな雰囲気から楽しむも良しでございます。 皆さま人それぞれにお楽しみくださいませ。 RESTOCKしておりますので是非この機会にお試しください。 ※特集はBEIGEカラーで行いましたが、D.NAVYカラーも再入荷しております。 ↓商品ページ↓ BEIGE : https://anachronorm.jp/collections/all/products/an159-cold-merce-tuck-wide-torousers-beige D.NAVY : https://anachronorm.jp/collections/all/products/an159-cold-merce-tuck-wide-torousers-black MODEL : 173cm / 62kg / 着用サイズ34 他着用アイテム SHOES : GERMAN TRAINER CENTER GORE - BEIGE / 27cm AN159 COLD MERCE TUCK WIDE TOROUSERS BEIGE – ANACHRONORM アイテム：コールドマーセタックワイドトラウザーズ ワンタック・ワンダーツを取っており、腰周りにゆとりがある着用感です。裾はワイドなシルエットのダブル仕上げ。 ウエポン生地をコールドマーセ加工することによって出る鈍い光沢が特徴です。 Item: Cold Mercetack Wide Trousers It has one-tuck wonders and is comfortable to wear around the waist. Double finish with a wide silhouette at the hem. It features a dull luster that is produced by cold- https://anachronorm.jp/collections/all/products/an159-cold-merce-tuck-wide-torousers-beige AN159 COLD MERCE TUCK WIDE TOROUSERS D.NAVY – ANACHRONORM アイテム：コールドマーセタックワイドトラウザーズ ワンタック・ワンダーツを取っており、腰周りにゆとりがある着用感です。裾はワイドなシルエットのダブル仕上げ。 ウエポン生地をコールドマーセ加工することによって出る鈍い光沢が特徴です。 Item: Cold Mercetack Wide Trousers It has one-tuck wonders and is comfortable to wear around the waist. Double finish with a wide silhouette at the hem. It features a dull luster that is produced by cold- https://anachronorm.jp/collections/all/products/an159-cold-merce-tuck-wide-torousers-black #2022 #参考 #新発売
2022/ 4/12
今季注目のオリジナルクルーネックスウェット AN161,AN161-R SIDE RIB SWEAT
ANACHRONORM 2022 1st COLLECTIONより 今回オリジナルで作成したクルーネックスウェットをご紹介いたします。 ・・・FABLIC・・・ 今回1からスウェットを製作するにあたり、課題となった部分はスウェットの肌触り。 ・ アメリカの老舗スウェットメーカーなどのスウェットは生地がとても丈夫でザラザラとしたドライ感のある肌触りが特徴的だといえる。 こちらを実現するために職人と打ち合わせを行い、 今回取り入れたのが”特殊な脱脂加工”。 元々はなめらかでソフトな肌触りの生地に製品状態で行うことにより、ヴィンテージスウェットのような肌触りと質感を再現することに成功しました。 ・・・DETAIL・・・ 全体のディテールとしては、生地を横向きに使用することで縦縮みを防ぎ、サイドにリブを配して横縮みを軽減しつつ動きやすさを確保するというリバースウィーブ仕様となっております。 ・AN161 SIDE LIB SWEAT ・AN161-R REMAKED SIDE LIB SWEAT 上記2品番の大きな違いは随所に施したダメージ感。 AN161は実際に長年着用していたスウェットを持ちより、日常で着用していくとどの部分に どんなダメージが入るのか？を検証し、リアルなダメージ感を施しました。 首、袖、裾のリブ部は日常で干渉する機会が多く、ほつれたダメージ感を再現しております。 AN161-RはANACHRONORMが得意とするダメージを追加し細かなリメイクを随所に加えております。 またしっかり見るとリアルな風合いを増すよう、所々にヴィンテージスウェットで見られるような染みのような汚れを染料にて加えているのも細かなポイント。 AN161-Rに関しては製作段階で実際に着用したサンプルを使用せず、着用していくとどんなダメージが入っていくであろう？と想像しダメージを施しました。 今回の着用ではインナーにオレンジのロンTをレイヤードし、ダメージ箇所から除くオレンジが 白とのコントラストとなるのも注目。 ダメージが入っていて中に何を着用しよう？とお悩みの方にオススメです。 ・・・SILHOUETTE・・・ ジャストサイズでの着用が主流だった当時のスウェットを古着などで見ると、洗いによる歪みや縮み(極端に丈が縮んでいたり、身幅に対してアームホールが細いなど)いびつな形が多く、古着にはないもの。という部分に力を注ぎました。 ・ 製作工程では極端に縮んだり、はたまた思うように縮まなかったりと何度もテストを繰り返し 試行錯誤の上、ゆったりとした身幅に対して長すぎない着丈のシルエットが完成しました。 着用写真にてシルエット感をご覧ください。 ・AN161 SIDE LIB SWEAT MODEL : 173cm / 65kg / 着用サイズ02 他着用アイテム PANTS : AN159 COLD MERCE TUCK WIDE TOROUSERS BEIGE / SIZE 32 SHOES : ANPD-01 Willow Mid PADMORE AN別注-P700 BLACK / SIZE UK7 ・AN161-R REMAKED SIDE LIB SWEAT MODEL : 173cm / 65kg / 着用サイズ02 他着用アイテム PANTS : NM-5P02 BASIC SLIM JEANS TYPE-γ INDIGO OW / SIZE32 SHOES : SPRINTER SP2 / BLACK / 27cm 普遍的であり、ミニマルながら今季注目のアイテムとなります。 是非着用して育ててみてはいかがでしょうか？ ANACHRONORM OnlineStore：https://anachronorm.jp/ ANACHRONORM｜アナクロノーム アナクロノームオフィシャルウェブサイト 。ANACHRONORMは『次なる時代の新たなヴィンテージの創造』をコンセプトに、時を超えて伝え残すことのできるモノづくりを目指すブランドです。 https://anachronorm.jp/ #参考 #2022 #新発売
2022/ 4/12
ANACHRONORM定番デニムシルエット比較
ANACHRONORMで現在定番となっている ワンウォッシュデニムの シルエット比較をご紹介いたします。 ・NM-5P01 / BASIC TAPERED JEANS TYPE-α 13.5ozのオールシーズン着用できるセルビッチデニムを採用し、ヒップに余裕を持たせ、裾にかけて緩やかにテーパードのかかるシルエットとなっております。 ・NM-5P02 / BASIC SLIM JEANS TYPE-γ 13.5ozのオールシーズン着用できるセルビッチデニムを採用し、スリムでスッキリとした全体的にタイトなシルエットとなっています。 ・ANSE002 / SUSTAINABLE STRAIGHT 5P PANTS TYPE-newπ 原綿は”COTTON USA”認証の取れた米綿100％の原料を使用。 1940年代のリーバイスの生地規格をリプロダクトし12ozセルビッチデニムを採用したストレートなシルエットとなっております。 お好みのシルエットからお選びくださいませ。 着用モデル / 173cm / 63kg 着用サイズ / 全て32 ANACHRONORM OnlineStore：https://anachronorm.jp/collections/all ALL – ANACHRONORM https://anachronorm.jp/collections/all #参考 #比較
現代アートコレクション400点、すべてが宝物。宮津大輔さんのコレクターとしての矜持
世の中には、さまざまなモノのコレクターがいる。しかし美術品、特に現代アートをコレクションするとなると、どことなく敷居の高さを感じてしまう人も多いようだ。それはひとえに「現代アートってよくわからない」からではないだろうか。
そもそも現代アートとは何だろうか。絵画や彫刻ならただの「アート」でよいのに、そこに敢えて「現代」と付くのは何故か。
そこで当連載企画では『What Is 現代アート！？』と題して、現代アートを取り巻くプレイヤーたちにお話を伺い、現代アートとは何か、それをコレクションするというのはどういうことか、について解き明かしていきたい。（モデレーター 深野一朗）
英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH（ハリソンズ・オブ・エジンバラ）」特集
ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。ジャケットやスーツを仕立てる際、間違いなく一つの楽しみと言えるのが生地選び。今回は英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH（ハリソンズ・オブ・エジンバラ）」の服地コレクションの中から、春夏向けと秋冬向けにいくつかピックアップして紹介します。
ギャラリーはなくなる？Take Ninagawaが思索する、これからのギャラリストの仕事
名だたるアート・フェアで存在感を発揮する、Take Ninagawa。そのオーナーの蜷川敦子さんは、ギャラリー立ち上げの経緯を「社会的な問題意識や時代背景を共有できる作家と、アートのフレームの中で自分にできることをしたかった」と振り返る。
実際の蜷川さんは、同志ともいえる同世代の作家との横のラインだけでなく、歴史という「縦のライン」も意識し、ギャラリストとしての役割を模索する。
アートの歴史を読み解きながら、作品一つひとつの文脈をすくいとり、マーケットや社会の動きに反応しながら、作家一人ひとりのやり方に寄り添う。そんな蜷川さんに、現代アートコレクターの田口美和さんがお話を聞いた。
