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ダイナモ作戦 Dunkirk 1940
『ダイナモ作戦』はフランス戦役中盤の天王山を再現した作戦級ゲームである。5月最後の2週間は、ドイツ軍装甲部隊が最後の作戦を開始する時期で、同時に連合軍が戦局を挽回する最後のチャンスであった。連合軍がフランダースの海岸地帯に頑強な橋頭堡を構築し、ドイツ軍装甲部隊を撃退することに成功すれば、第二次世界大戦の展開は歴史から大きく外れる筈だった。
一方で、ドイツ軍がBEFを壊滅できていれば、「アシカ作戦」に抵抗する戦力も、北アフリカへ派遣する兵力も、イギリスからなくなっていた。
これは国際通信社が発売した「コマンドマガジン誌」52号の付録ゲームです。『赤い夕陽のナポレオン』との2in1でした。本誌中にヒストリカルノートが4ページとリプレイ記事が4ページあります。
元々はアメリカのWorld Wide Wargames社の「Wargamer誌」53号(1986年)の付録ゲームでした。フランス戦役でもダンケルク周辺の戦いに特化した珍しいゲームで、特別なルールがやや多いですが基本ルールはシンプルです。連合軍にも増援を用いて逆襲のチャンスはあるし、特に海岸近くは地形のせいで攻め手が厳しいので、ドイツ軍が史実以上に勝つのは難しいかもしれません。
1ターンから12ターンまでを戦うキャンペーンシナリオと、5ターンから12ターンまでの仮想設定シナリオがあります。
#ダイナモ作戦 #ダンケルク
ターンスケール: 1ターン=1日
マップスケール: 1ヘクス=6.5㎞
ユニットスケール: 1コマ=師団