黄鉄鉱 (pyrite) 越路鉱山 #0666

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黄鉄鉱の小さな結晶が集まってできている鉱石です。元は金属鉱石の組標本の一部で、番号ラベルが付いています。1~4枚目は背景をソフトウエア処理しています。

越路鉱山では明治・大正時代から銅が採掘され、昭和に入って軍需用に銅や硫化鉄を産出していました。
主な鉱石は黄鉄鉱、黄銅鉱、方鉛鉱、閃亜鉛鉱、石膏、重晶石などで、1950(昭和25)年から尼ヶ崎肥料株式会社により再開され、 1955(昭和30)年に社名を朝日化学肥料株式会社に変更、1960(昭和35)年には更に西部化学工業(株)と改称しましたが、昭和30年代後半に閉山となった模様です。

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