含銅硫化鉄鉱 (kieslager) 日立鉱山 #0101

0

含銅硫化鉄鉱(キースラーガー)は玄武岩質火山岩類に伴って層状に産出します。通常1~2%の銅を含み、亜鉛も数%に達することがあり、硫化鉄資源としても重要です。

日立鉱山は以前は元は赤沢銅山と呼ばれていた小鉱山でしたが、1905年(明治38年)に久原房之助が日立鉱山と改名し本格的な開発を開始して以降大きく発展しました。1905年(明治38年)から1981年(昭和56年)に閉山されるまでの76年間に約3,000万トンの粗鉱を採掘し、約44万トンの銅を産出した日本を代表する銅鉱山の一つで、足尾銅山(栃木県)、別子銅山(愛媛県)と並んで日本三大銅山の一つに数えられています。

Default