含銀含テルル安四面銅鉱 (tetrahedrite containing silver-tellurium) 手稲鉱山 #0260

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本標本は手稲鉱山の稼行中に三ツ山鉱床群滝ノ沢ひ露頭付近において採集されたものとのことで、赤矢印先に含銀含テルル安四面銅鉱が含まれています。

手稲山では1890年代から銀銅の試掘が行われましたが、本格的に鉱山事業が始まったのは1928年(昭和3年)からで、三菱鉱業が経営していた1935年(昭和10年)~1941年(昭和16年)頃に最盛期を迎え、当時東洋一といわれた大規模選鉱場が建設されました。戦後は鉱業権が転々と移り変わり、鉱量枯渇により1971年(昭和46年)に閉山しました。

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