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日産アトラス(F24)ロングボディ フルスーパーロー
日産の小型トラック、3代目アトラス(F24型)のロングボディです。リアタイヤはダブルタイヤとなっており前後共に小径タイヤを採用、床面と運転席の高さが低い故乗り降りや荷物の積み下ろしが楽に出来る点が特徴のフルスーパーロー仕様です。
アトラスシリーズにおいて1〜2t積クラスを担うF24型は2007年6月に日本で発売されましたが、前年に欧州で「キャブスター」として発売された事もありトラックにしては日本車離れした独特のフロントマスクが特徴でした。エンジンは2ℓのガソリン及び3ℓのディーゼルが用意されました。トランスミッションに6速AMT(機械式AT)が設定された点も特徴です。因みにこのアトラスF24はいすゞ・エルフ100や三菱ふそう・キャンターガッツ、日産ディーゼル・コンドル(1〜2t積車)の名でも販売されていました。2021年6月を以て生産・販売終了となり、これにより日産は昭和10年より86年間続いたトラックの自社生産から撤退しています。
ミニカーでそもそも製品化される事の殆ど無い車種ですが、トミーテックらしく細部まで忠実に再現されています。落ち着いたシルバーのカラーリングが魅力的ですが、内装もシートやインパネがしっかり色分けして再現されている点に強い拘りが感じられます。平ボディ仕様である点がまた魅力的であり、荷台に何か載せたくなります。小型車のトミカリミテッドヴィンテージなら荷台にすっぽり収まりそうなサイズですが、積載する物としては特に資材の模型が特に似合いそうです。トラックファンには堪らない魅力的なミニカーであると強く感じられます。