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トヨタダイナ プロレス運輸
トヨタの小型トラック、7代目ダイナのプロレス運輸仕様です。 特注トラックのチョロQでは珍しく実在の車種をモデルとしていますが、細部まで非常にリアルに再現され7代目ダイナならではの特徴をよく捉えていると感じられます。プロレス運輸の広告も実にリアルであり、アルミボディに描かれたプロレスラーのイラストが実に味わい深い印象です。尚、緑のナンバープレートには「2006」の数字が入り、2006年デビューである事がアピールされています。
タカラトミー 300円 リサイクルショップ トヨタRatteboss
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トヨタダイナ U10系 運送会社仕様
トヨタの小型トラック、3代目U10系ダイナの運送会社仕様です。最終型の1975年式を再現しています。 3代目ダイナは1969年2月、フロントタイヤを前方に置くセミキャブオーバースタイルを継承し登場しました。グリルを包む様に車体と一体化したバンパーがスタイリング上の特徴です。ダイハツとの提携では当時最も成功した例で、ダイハツ・デルタトラックとの共通化も図られています。2代目同様、ロングボディやルートバン、ダブルキャブ等豊富なボディバリエーションを誇り、エンジンの逞しさもアピールされています。また、ダイナのテーマカラーとして現在まで続くターコイズが設定されたのも特徴です。 トミカでもバキュームカー仕様等でお馴染みの3代目ダイナですが、1/43スケールである事を活かして特徴的なグリルやホイール等しっかりこだわって再現されています。斬新なフロントマスクにターコイズカラーの組み合わせが、いかにも3代目ダイナならではといった雰囲気です。キャブ上には当時の2トンクラストラックでよく見られたキャリアが設けられている点もポイントです。荷台には、使用後に再生産された空のドラム缶が沢山積まれています。実車の力強い雰囲気がよく伝わってくる魅力的なモデルであると思います。
1/43 スパーク 2299円 宮脇書店Ratteboss
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日産ディーゼルバイソン バキュームカー仕様
日産ディーゼル(現UDトラックス)が販売していた小型トラック、バイソンです。1979年式のバキュームカー仕様を再現しています。 バイソンは1979年9月、当時日産が販売していた小型トラックの3代目キャブオール/クリッパーの兄弟車として誕生しました。日産ディーゼル店での取り扱いとなり、兄弟車と異なりディーゼル車のみのラインナップでした。車名自体は力強さを感じさせるものの、「バイソン=倍損」と捉えられる為に敬遠されるケースもあった様です。1981年12月にはフルモデルチェンジされ「コンドル20/30」へ車名変更されました。これによりバイソンの名称は消滅し、僅か2年3ヶ月の短命モデルとなりました。 今回初めて立体化されたバイソンですが、これにより懐かしの商用車シリーズではC340型系3兄弟が全て揃い踏みとなりました。この様な短命モデルまで製品化する辺り、当シリーズの商用車に対する強い思い入れが感じられます。ちなみに当シリーズのバキュームカーでは初の4輪トラックとなるモデルであり、リアのシングルタイヤやバキュームカー特有の複雑な造形等、随所に往年のバキュームカーならではの雰囲気が再現されています。実車の標準色であったグレーのボディカラー、バイソン特有のフロントマスクも味わい深いです。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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いすゞエルフ 軌陸車
いすゞの小型トラック、6代目エルフの後期型をベースとした軌陸車です。 軌陸車は、道路と軌道の両方を走る事の出来る車両で、一般的に鉄道保線・電車線工事用等に使用されています。基本的にはトラック等をベースとして、軌道走行用の装備を追加しています。道路上では一般の自動車として走行し、線路上では油圧等でレール上に鉄輪を降ろして走行しています。 トミカでは珍しい存在の軌陸車ですが、ブーム伸縮・上下・旋回に加えて鉄輪の可動アクションが備わっており、遊んで楽しいモデルに仕上がっています。働く車のトミカならではの魅力あるモデルであると感じられます。トラックとしての出来も申し分無いとは思いますが、実車のエルフが7代目にモデルチェンジされた故、そろそろ7代目エルフのトミカ化にも期待したい所です。
タカラトミー 385円 ヤマダ電機 いすゞRatteboss
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ダイハツデルタダンプ 酪農業仕様
ダイハツが嘗て販売していた小型トラック、デルタトラックの酪農用ファームダンプ仕様です。デルタトラックとしては2代目モデルであり、2t積車であるデルタ2000の1978年式を再現しています。 1970年にトヨタの小型トラックであるダイナの兄弟車として登場したデルタトラックは、1977年にモデルチェンジされ2代目となりました。ダイナと基本設計は共通ながら、ディーゼルエンジンの一部がダイハツ製となっていました。尚、日野自動車にも「レンジャー2」としてOEM供給がなされています。フロントマスクもオリジナルデザインとなっておりデルタトラックならではの個性も演出されましたが、世間では「ダイハツ=軽自動車」のイメージが強い事もあり販売面は厳しいものでした。余談ながら、デルタトラックはこの2t積クラスのみならず、初期にはライトエーストラックOEMの750Kg積クラス、「デルタ750(セブンハーフ)」も存在しました。 今回プラモデル以外では初の立体化となるデルタダンプですが、実車の標準色であったグリーンのボディカラーが渋く魅力的です。兄弟車の4代目ダイナが先に製品化されており、ボディの基本部分が共通故に変更箇所は少ないもののデルタならではの個性がしっかり表現されています。今回農場や農園で仕様されるファームダンプで製品化されていますが、農作物や肥料等を運びやすくする為にアオリが深く設計されているのが特徴です。荷台には牧場で牛の寝床となる麦わらを丸めた「麦稈ロール」が積載されており、ボリューム感溢れる雰囲気になっています。 デルタトラックのダンプで酪農業仕様というのが非常にマニアックですが、どうせなら今度は日野レンジャー2としてのバリエーションも期待したい所です。
1/43 スパーク 2299円 宮脇書店Ratteboss
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三菱ふそうキャンター(徐行の標識付き)
三菱ふそうの小型トラック、キャンターの7代目モデルです。パネルトラック仕様となっており、徐行の標識が付属しています。 過去の標識セットでも起用されていた仕様の再録品になりますが、イエローのキャブとチェッカー柄の「TOMICA」の文字が入ったパネルの組み合わせが楽しそうな雰囲気で好印象です。パネル後部の扉が開閉可能となっています。
タカラトミー マルナカ 三菱ふそう 小型トラックRatteboss
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いすゞエルフ 標識車
いすゞエルフの6代目後期型をベースとした標識車です。標識車のトミカとしては、5代目エルフ(前期型)ベースのモデル以来となる登場になります。 実車に則り平ボディ車ベースとなっており、標識上部の黄色いパトライトもリアルに再現されています。標識昇降のアクションが備わり、電光掲示板部分にはユーザーが好みでシールを貼り付けする様になっています。シールは、工事中、渋滞、通行止の3種類があります。 実車が小型トラックの分野でNo.1のシェアを誇る故トミカでも様々なバリエーションが展開されている6代目エルフですが、標識車もトミカならではの魅力的なバリエーションであると思います。ただ、実車は既に7代目へフルモデルチェンジした為、今後は7代目モデルのトミカ化にも期待したい所です。
タカラトミー 449円 トイザらス いすゞRatteboss
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いすゞエルフ 青果店仕様
いすゞの小型トラック、4代目エルフの青果店仕様です。1トン積となるエルフ150、フラットロー仕様の1987年式を再現しています。 1984年7月に登場した4代目エルフは、スクエアでプレーンな面とディテールを特徴としたスタイリングにより、先代モデルに比べ一気にモダンな印象となりました。白いボディカラーが標準色に設定された点はインパクトが大きく、それまで青のボディカラーの印象が強かったエルフのイメージを打ち破っただけでなく他社の同クラスのトラックにも白のボディカラーを波及させる程の影響力を与えました。ディーゼルエンジンが全車直噴化されたり、電子制御式セミAT「NAVi5」が設定されたり等メカニズム面においても見所満載なモデルでした。尚、1987年及び1990年にマイナーチェンジを挟みながら、1993年まで生産されました。新機軸が数多く打ち出されたこの4代目エルフは、2トンクラスの小型トラックの分野におけるベストセラーの地位を更に磐石なものにしています。 ミニカーでは1回目のマイナーチェンジが実施された1987年式の中期型を再現しており、フラットロー仕様という事で後輪は小径のダブルタイヤ仕様となっています。白いエルフの愛称で親しまれた4代目エルフらしく、ボディカラーは勿論白となっています。ボディにはさりげなく青果店の屋号が入り、荷台には野菜・果物のダンボールがぎっしりと積載されています。 本シリーズでは3代目に続き2世代連続での製品化となったエルフですが、そこはやはり小型トラックのベストセラーならではと感じられます。トミカでもこの4代目が様々なバリエーションで製品化された故、ミニカーコレクターにとっても馴染み深い存在であると思います。実車デビューから30年以上経過したモデルながら然程古さを感じない完成度の高いスタイリングである事を改めて認識させてくれます。本当にいすゞファン、トラックファンにとって堪らない魅力的なモデルであると思います。
1/43 スパーク 2299円 宮脇書店Ratteboss
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アート引越センタートラック
引っ越し会社大手、アート引越センターの小型トラックです。6代目エルフがベースとなっています。 アート引越センターは、電話番号「0123」や「荷造りご無用」等のキャッチフレーズで認知を広げており、耐震マットの提供や食器を簡単に整理して収納出来る「エコ楽ボックス」の貸し出し等新たなサービスを次々と打ち出しています。他社との差別化として、作業員が新しい靴下に履き替えて引っ越し先に入るという点が挙げられます。 トミカでは4代目エルフ以来となるアート引越センター仕様のトラックですが、個人的にアート引越センターのトラックはやはりエルフのイメージが強いのでピッタリな車種選定であると思います。4代目エルフの時にあったパネル部分昇降アクション程のインパクトは無いものの、パネル後部の扉開閉アクションがある点は嬉しいポイントです。実在企業のトラックはやはりトミカのラインナップにおいて大変魅力的に映ります。 日本が誇るミニカーブランドならではの魅力が大いに感じられるモデルと感じられますが、先頃実車のエルフが7代目にフルモデルチェンジされた為、7代目エルフのトミカ化にも期待したい所です。
タカラトミー 440円 エディオン いすゞRatteboss
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日産クリッパー ごみ収集車
日産が嘗て生産していた2トンクラスのトラック、クリッパーの3代目モデルです。1980年式のごみ収集車仕様を再現しています。 1976年5月に登場した3代目クリッパーは、3代目キャブオールと兄弟車になりました。基本デザインはキャブオールと共通ながら、クリッパーのアイデンティティと言えるグリル内の十文字型意匠を引き継いでいる点が特徴です。1979年には日産ディーゼル・バイソンが登場し三兄弟となりました。1981年12月には後継車のアトラス登場に伴い兄弟車と共に生産終了となっています。 ミニカーでは実車の純正カタログ色であったグリーンのボディカラーを纏った塵芥車仕様となっており、レトロな雰囲気に溢れています。1980年6月に一部改良が施され3.3ℓのED33型エンジンが追加された最終型がモデルであり、本シリーズのvol.29で登場した兄弟車のキャブオールとは年式が変えられているのもこだわりポイントと感じられます。塵芥車特有のディテールもしっかり再現されています。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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いすゞエルフ 佐川急便
現行型となる6代目エルフの佐川急便仕様です。先代である5代目エルフに続く佐川急便仕様の製品化になります。 エルフのトミカといえば、やはりこの佐川急便仕様は外せないと思います。佐川急便のトラックといえばエルフのイメージが非常に強いです。各部の印刷が非常にリアルであり、「天然ガス自動車」の表示が環境に優しいトラックである事をアピールしています。ヘッドライトの色がボディと同化している点が惜しいですが、フロントマスクは丁寧に再現されています。尚、後部扉が開閉可能となっています。
タカラトミー 550円 BOOKOFF いすゞRatteboss
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いすゞエルフ 高所作業車
いすゞの小型トラック、エルフの5代目をベースとした高所作業車です。トミカの高所作業車としては、3代目エルフベースからの刷新になります。 ホワイトと水色の組み合わせとなるボディカラーは明るく爽やかな印象です。内装含めキャビン部分もリアルに再現されている点もポイントです。ブームの伸縮・上下・旋回アクションが備わり、働く車ならではの非常に遊び甲斐あるミニカーになっています。
1/68 タカラトミー 380円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタハイエース(初代)トラック
初代ハイエースのトラックです。一方会平ボデー仕様で、荷台には何も積載していないシンプルなスタイルとなっています。 初代ハイエースは1967年2月にトヨエースの下のポジションを受けもつモデルとしてデビューしました。ワンボックスの代名詞としてのイメージが強いハイエースですが、まずはトラックからの発売となっています。トヨタのミドルセダンであったコロナのキャブオーバーと言った位置付けで、エンジンは当時のコロナと同じ1.3ℓの3P型ですが、最高出力はコロナの70psに対し低回転域のトルクを重視した56ps仕様となっていました。後にワゴン、バン、コミューターが追加され、ワイドラインナップとなっています。尚、コミューターのロングボディをベースとした救急車が、トヨタ救急車として発売されました。 トミカの初代ハイエースは、他にもレッカー車や家畜運搬車、コミューター等バリエーション豊富ですが、このトラックはシンプルな佇まいが非常に魅力的です。クリーム色のボディに赤い内装の組み合わせが、いかにも昔懐かしい小型トラックならではの味わいが感じられます。荷台が低く、ホイールハウスの出っ張りがある点がいかにも60年代の小型トラックらしい雰囲気です。
1/68 トミー(現タカラトミー) 3600円 リサイクルショップRatteboss
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いすゞエルフ 家具屋仕様
3代目いすゞエルフの家具屋仕様トラックです。1977年式の再現になります。 1975年にデビューした3代目エルフは、車体幅を広げたワイドや積載性を向上すべく小径リアタイヤを採用したフラットローを新規に投入する等、様々な用途に対応出来る様なワイドバリエーションを展開していました。また、ベンチレーター機能の充実やフロアシフト車の登場、シートの座り心地の向上等乗用車的な快適性も加味されているのが特徴です。数回のマイナーチェンジを経て、外観においてもモダンな雰囲気となっています。こうした実直な進化もあり、小型トラックの分野では現在に続くトップのシェアを誇っていました。 このミニカーではエルフの基本スタイルと言える2トン積み高床、ダブルタイヤ仕様での再現になります。以前本シリーズにて登場した木村屋仕様とは異なる平ボデー仕様というのも嬉しいポイントですが、現役当時日本中で多く走っていた、定番のブルーのボディカラーを纏っているというのが実に魅力的です。3代目エルフといえばやはりこの色でなければ、と個人的に感じられます。 設定としては、日本有数の家具産地である福岡県大川市にある架空の家具屋「久米家具店」で使用されていたエルフとなります。平ボデーの荷台に、沢山の家具が所狭しと積載されているのが特徴です。家具の造形も魅力的でありますが、やはり昔よく見かけたカラーリング・仕様であるというのが個人的には一番のツボであると感じられます。木村屋仕様も魅力的でありますが、個人的には本シリーズにおいてこちらのエルフがより魅力的に映ります。
1/43 スパーク 2299円 宮脇書店Ratteboss
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いすゞエルフ あんしんお届け便
現行型である6代目いすゞエルフをベースとした移動販売車、あんしんお届け便のトラックです。 白いボディを纏い、トラックのパネルに「イトーヨーカドー あんしんお届け便 移動販売車」の文字が印刷されています。シンプルな佇まいですが、いかにも企業特注のトラックらしい独自の魅力が感じられます。パネルのサイドには、流石に印刷ながら各パネル類が表現されているのが移動販売車らしいです。尚、後部扉は開閉可能です。 移動販売車といえば軽トラベースのものが多い印象ですが、このエルフの様に2トンクラスのトラックだとかなり多くの食品類等を積載出来るという点で非常に便利な感じがします。
タカラトミー 1540円 BOOKOFF いすゞRatteboss