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- いすゞジェミニ ZZハンドリング バイ ロータス
いすゞジェミニ ZZハンドリング バイ ロータス
いすゞの小型車、2代目ジェミニ4ドアセダンの中期型です。スポーツモデルのZZハンドリング・ バイ・ロータスの製品化になります。
2代目ジェミニは1985年に登場、4ドアセダンと3ドアハッチバックの2種をラインナップしていました。117クーペ以来のいすゞオリジナル設計の乗用車であり、駆動方式がFFに変更されボディサイズが小型化された事が特徴です。カースタントを用いたCMが話題となり、2代目ジェミニはいすゞ乗用車として記録的なヒットモデルになっています。1987年2月にマイナーチェンジ実施、翌1988年3月にはスポーティな「ZZハンドリング・バイ・ロータス」が追加されました。このZZハンドリング・バイ・ロータスは、1.6ℓ4バルブDOHCエンジンを搭載、足回りを英国のロータス社がチューニングしBBSホイールをオプション設定していたのが特徴です。高性能ながらも落ち着いた操縦性を有するラグジュアリー・アダルトスポーツ車としての性格付けがなされていました。
ミニカーでは渋い紺のボディカラーを纏い、ホイールデザインと相まって大人のスポーツセダンといった印象です。小さなボディながら存在感抜群であると思います。トランクに備わるリアスポイラーが格好良いです。因みにこの2代目ジェミニは他グレード(中期型パティオ、後期型C/C)も同ブランドで製品化されていますが、それらとは全く雰囲気が異なっています。2代目ジェミニのミニカーは近年徐々に数を増やしてきている印象ですが、中でもこの様な通好みのグレードを製品化する辺りは、流石トミーテックであると思います。