三菱ランサー GSRエボリューションⅥ(99年式)

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三菱のスポーツセダン、ランエボの第二世代最終進化型であるGSRエボリューションⅥです。

ランエボⅥは1999年に登場、エボⅤに比べて細部のポテンシャルアップが果たされています。外観上の特徴としては、ナンバープレートが中央から左側へ移された事やフォグランプの小径化、空力改善の為のリアウイングの2段化等が挙げられます。エンジンの耐久性や信頼性も向上しています。グレード構成は、引き続き標準のGSRと競技ベース仕様となるRSの2グレード構成となっています。2000年には特別仕様車の「トミ・マキネン・エディション」も登場しています。

トミカリミテッドヴィンテージNEOでくまなく製品化されている第二世代のランエボですが、このミニカーでは第二世代最終進化型のエボⅥならではの特徴が余す所無く再現されています。ピレネーブラックのボディカラーが、獰猛なエボⅥのスタイリングを一層引き立てていると思います。シートの細かな塗り分けも実に魅力的です。

ランエボⅥは現在においても充分魅力的なスタイリングであると思いますが、もう実車の発売から20年以上が経過しているという事実には驚きです。三菱自動車は国内でセダンの製造・販売から撤退しており、電動化の進む自動車業界の影響もある為ランエボの復活は最早望めませんが、このミニカーではランエボが輝いていた頃を思い起こさせ、改めて実車の魅力を感じさせてくれるには充分過ぎるほどのクオリティが備わっていると思います。

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