- we love Apple Museum
- 35F ruber soul
- BRG (beatles remix group) Rubber Soul センターヴォーカルミックス
BRG (beatles remix group) Rubber Soul センターヴォーカルミックス
今ではビートルズのヴォーカルがヘッドフォンで聴いて真ん中から聴けるって別に珍しくも無いと思うのですが、35年前だとヴォーカルが片方だけのいわゆる泣き別れミックスがファーストとセカンド、それとラバーソウルの一部がソレでした。ビートルズのオリジナルの時代、特に英国はモノラルが主流でフランス、ドイツ、アメリカや日本はステレオが主流な時代でした。なのでビートルズの音製作は先にモノラルを仕上げてステレオは後からモノラルを参考に作る事がビートルズのアルバム初期から中期の基本でした。ラバーソウル制作時はビートルズの人気も高く契約各国からレコードリリースにマスターテープの借り出し申請も多く、米国キャピタルからは少しでも早くビートルズの完成マスターを送れと圧力も有り、仕上がり途中のマスターをフライングで貸し出すなんて事も有ります。これがラバーソウルとリボルバーの謎ミックスが公式リリースされた原因なのでしょうが、ラバーソウルとヘルプ!の仕上げの頃ってジョージマーティンの退社と独立やビートルズ人気でアビーロードスタジオでレコーディングしたい等の依頼にビートルズのマスターテープの借り出し申請が重なり人手不足もあったのでは無いですかね?その為にラバーソウルの音はメチャクチャ雑だったイメージが有ります。マスターテープなのにアセテート盤からのリッピングで音飛びされた音源が長くリリースされてもいましたね。この音飛びはデジタル化のCDでは隠し切れ無いと判断されてジョージマーティンも公式CDプロジェクトではヘルプ!とラバーソウルだけは急いでリマスターしたエピソードもあります。このジョージマーティンがなぜ短期間でデジタル処理しなければならなかったのか?全アルバムをなぜデジタル化のタイミングでリマスター出来なかったのか?これは簡単に言えば65年のマーティンが独立時のEMIと交わした契約書の内容や、アップルコアが休眠して機能しなかった時期にEMIやキャピタルが勝手にコンセプトアルバムのリリースでマーティン以外のトラックダウンリマスターされた事へのマーティン側からのクレームのトラブルが長くかかってた事が有ります。詳細はまた投稿したいと思ってますが、まぁ〜そんな公式のラバーソウルの音の難点をブートが処理した最初のセンターヴォーカルミックスのラバーソウルがコレですね