Polyptychoceras (Subptychoceras) yubarense

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Species :Polyptychoceras (Subptychoceras) yubarense
Age   :後期白亜紀サントニアン
location:日本/北海道

アンキロセラス亜目のアンモナイト。

巨大なクリップの様な形態をしているポリプチコセラスの仲間。
一番長いシャフトで20㎝以上あり、ポリプチコセラス属の中では大型の標本だと思う。

ビギナーのときに購入時した標本で、サブプチコセラス属として売られてたのを見て、大きいポリプチコセラスくらいの認識で購入した。

サブプチコセラスってのは亜属名として扱われてると思うんだけど、ポリプチコセラスとの明確な違いが不明。

白亜紀アンモナイトは国内に詳しい人が沢山いるのでコメントに期待かな。

私はオルドビス紀シルル紀のノーチロイドが主趣味なうえに、
頭足類の先祖、カンブリア紀の単盤類~現生の頭足類まで収集対象なので、調査に割くリソースが絶対的に足りない。

他力本願寺スタイルを許していただきたい。

みんな大好き異常巻きだけど流通は多くてレア度はまぁ低い。
昔の北海道巡検者達のブログでは、よくポリプチコセラスの入った割られたノジュールが捨てられてるといった記事を見たことがある程。

希少種以外は捨ててる一部の古参巡検者がいる(いた)らしい。

ノジュールのままであれば母岩に保護されたハズの化石が、表層に出た状態で野ざらしされれば雨風や川の流水に晒されて劣化が急速に進む。
私からすれば許しがたい行為で、化石に対する冒涜行為に他ならないと思う。

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