背中が語りかける❣岸惠子「巴里の空はあかね雲」/阿川泰子「Night Line」

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今回は初のカセットテープ展示(×2)となります。

1本目は1983年に発表された岸惠子サンの著書「巴里の空はあかね雲」のカセットブックです。(※カセット自体は87年リリース)
「巴里の空はあかね雲」は、40代で離婚してからもフランスで暮らした惠子サンが、元夫の死までの10年を振り返って書いた自伝的エッセイでした。この本は文芸大賞エッセイ賞を受賞。その勢いもあってか、惠子サン自身の朗読によってカセットブックがリリースされました。
ご覧くださいこのジャケ写👀お背中全開❣です。書籍の表紙は単行本も文庫もパリ風景の絵なので、このカセットブック版は超特大サービスショットと言えます。
撮影時50代だった惠子サン。大胆な恰好をしてもけして媚びた印象がない。そこがまた、グッときますね❣

もう1本は、1983年にリリースされた阿川泰子サンのアルバム「Night Line」のカセットテープ。あえてカセットで展示するのは実はイミがあります。このアルバム、LP、CDとカセットではジャケットのデザインが違っていて、カセット版のみ、泰子サンの背中にタイトルロゴが被っていないんです。
ジャズのスタンダードナンバーを歌ってブレイクした泰子サンですが、「Night Line」はAOR寄りのアーバンな曲が並んだアルバムでした。見返っての流し目、クールな視線👁👁これもまた、グッときます❣

この2本、なぜかアングルと衣装がシンクロニシティ。しかもどちらもカセットテープということで、同時に展示しました。

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