秋田県大仙市協和荒川 荒川鉱山 小玉沢 カテドラル紫水晶

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荒川鉱山の様々な沢で白水晶、緑水晶、紫水晶が採られ、多く出回っているのはこの根元が紫水晶な小玉沢の水晶でしょう。

7cの立派なカテドラル水晶で、全体が白い細結晶に覆われています。その包まれた中身は紫水晶。クラスターから剥離した単結晶で、他の結晶との接合部分のみ、しっかりと紫色に見えるようになっています。

紫水晶としては、色味が煙掛かっているので鮮やかではありません。とはいえ小玉沢の紫水晶としては色が濃い方で、手持ち最大になります。

小粒の同タイプのものは2018年に入手していましたが、目立つものではないため公開を控えていました。2023年の東京ミネラルショーにてようやく撮影に足る物を見つけられたため、撮影に至りました。

ちなみに、購入時には他に10個ほど荒川鉱山の水晶が並んでいました。悩みましたが、決め手のポイントとして、紫色はもちろんですが、8枚目のように錐面が魚の口に見えたのが面白いからこれにした、という…(笑)

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