大阪府池田市畑 秦野鉱山 球状緑泥石入り緑水晶

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鉛鉱山として古くに開発され、第二次世界大戦中にも僅かに稼働していたという秦野(やすの)鉱山。市街からそれほど離れていないこともあり、鉱物愛好家たちが多く採取に出かけているそうです。

スカルン鉱床、鉛鉱山ということで、閃亜鉛鉱、方鉛鉱といった金属鉱物や、柘榴石、灰重石などの採取記録があります。水晶も記録がありましたが、手に入れることが中々できず…

6年経過し、ようやくヤフオクにて入手できました。石英脈そのままという風貌で、錐面が見られる水晶はありません。柱面のみ。それでも1.5cmの柱面なので、産状次第では大きい単結晶も見られそうです。

ほぼ石英ですが、それでも一部、はっきり透明な部分があり、緑泥石による緑の発色、また一部球状の内包となって確認できます。

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