BMW 1SERIES(E87) 1/18 KYOSHO

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このミニカーはBMWのディーラー等で
純正アクセサリーとして売られていた
ミニカーです。
だから箱にはBMWのロゴしかありません。
ミニカー本体の裏側を見れば「Kyosho」のロゴがあるので
京商製だということがわかります。
…このミニカー「1シリーズ」とは刻印されているのですが
グレードは特定されていないのですよね。
ただし、エンジンルームを見ると明らかに
4気筒モデルだし、マフラーも1本出しなので
120iか118iか116iのどれかだとは思うのですが…
ホイールで判断すると116ぽいかなぁ

1シリーズとしては初代にあたるこのモデル(E87)
E36・E46・3シリーズにあった3ドアハッチバックモデル
3シリーズコンパクトが独立したモデルともいえます。
ただし5ドアが追加され日本には5ドアモデルしか
正規輸入されていません。
3シリーズ同様に豊富なベリエーションモデルも次々と追加され
6気筒3000ccを搭載する130iが出たかと思えば
ノッチバックの2ドアクーペも追加され
そのクーペモデルには3000ccターボの135iクーペも登場し
さらにはカブリオレまで追加されました。
でも個人的には1シリーズはハッチバックが似合っていますね。
3シリーズコンパクト時代の
「3シリーズから単にトランクを切っただけ」に見えるデザインとは
完全に決別し3シリーズとは全く違う
カジュアルさも出ていると思いますし
何といってもハッチバックでFRなんて
この時代には1シリーズしかありません
個人的には3シリーズよりずっと彫りの深い
サイドビューのプレスラインがすごく好みです。
同時期のZ4程は深くないのですし押し出しは少ないのですが
よく見るとすごく複雑な面と線の組み合わせで
ここだけでも相当コストかかっているのでは?と思わせます。

エンジンはクーペモデルの135の3000ccターボが最強ですが
金太郎飴のようにどの回転域でも
ほぼ最大のトルクが出てくる悪く言えば
「節操のない」フィールのターボより
高回転域で機械であることの歓びを歌い上げるような
官能的フィールを持つ3000ccNAが個人的には大好きでした
だから好みとしては130が最強です!
130は勤め先ディーラーにデモカーがあって
結構頻繁に乗りまくりました。
すっごくお気に入りの1台だったのです。
パワーの出方と車体とのバランスが
とにかく気持ちよいクルマでした

まぁでも130はトップグレードでもあり
なかなか新車では手が出るものでもなく
自分で買って所有していたのは
一番ベーシックな116でした(苦笑)
この前に乗っていたのがE38・735だったので
まぁそのトルクの薄さにはちょっと戸惑いました
でも新車だったので何の気兼ねもなく乗れるのは
やはり毎日乗るのであれば助かります。
慣れてくると「これで十分」とも思えますし
いつでも床までアクセルを踏みつけることができるのは
それはそれでなかなか楽しいものです。
2年くらい乗りましたが
結構甘やかせずに実用車として使い倒しました…
ステアリングはフロントに乗るのが1.6L直4で
軽いこともあり非常に素直です。
130や135のステアリングフィールとは全く異なります。
…とはいえベクトルとしてはBMWらしい安定志向です。
それはどのBMW車でも基本的に同じですが。。。
まぁ必要十分といえば必要十分ですが
BMW車は基本的に高剛性で重いので
1600ccではやはり基本的にトルク不足です。
床までアクセル踏みつけては
「おっせーなぁーおい!」とよく独り言を言っていました。
まぁそれでもイライラすることはなく
それなりに楽しいのは
BMW車らしい魅力だなぁ…とは思っていました。
やっぱりどのグレードでも「いいクルマ」ですよ

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