Ferrari 275GTB (1965)京商 1/64

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Ferrari 275GTB (1965)京商 1/64

50-60年代好きとしては、必ず手に入れたい1台。小さなスケールモデルではあるが、流麗なボディは十分再現されている。
この1/64スケールモデルのコレクション、押さえどころは一応押さえたので、そろそろ撤退しようかなと思っている。分かんないけど・・・

実車

250GT系ベルリネッタの後継モデルで、1964年のパリ・サロンで発表された。
それまでのベルリネッタは、コンペティション・モデルをグランツーリスモ(GT,公道車)に作り変えていた。エンツォらしく、まずレースだったのだ。
50年代前半は年間生産台数が、50台程度だったが、1965年は740台生産している。
顧客に売って⇒稼いだ金をレースに投入⇒レースに勝ってブランド価値が上がる⇒顧客が増える、というサイクルが本格的に回りだしたのだ。

さて、メカニズムだが、エンジンはV12 SOHC ,3285.7CC (Tipo213)
シャシは楕円鋼管を使った従来のものだが、サスペンションはダブルウイッシュボーン4輪独立懸架となっている。
ギヤボックスはデフと一体化させたトランスアクスル方式であった。
ボディは開口部がアルミニュウム、その他の構造部スティールであり、デザインはピニンファリーナが行った。
ロードホイールはこれ以前のモデルに採用されていたワイヤースポークではなく、カンパニューロ製のディッシュタイプとなった。

275GTBは、2年後に275GTB/4となり、DOHC化され(Tipo226)300HPとなった。これはロードカーとして初めて搭載されたツインカムエンジンである。(/4は4カムを意味する)

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