- 01017076 Museum
- 1F 鉱物展示室
- Amethyst アメシスト(1)
Amethyst アメシスト(1)
和名を「紫水晶」と言う。
英名はギリシャ語の「Amethustos(酔わせない)」に由来する。
色は淡いライラック色から濃紫色まで幅広い。
発色は珪素を置換した微量の鉄イオンが放射能を受けると電子が飛ばされ、電荷移動が酸素原子と鉄イオンの間で起こり、三価の鉄イオンが四価の鉄イオンになり、形成した色中心が光のスペクトルの黄色を吸収するため、補色である紫色が通過するようになるのが原因とされる。
加熱すると色が黄色に変化するため、シトリンとして流通している。
緑色の「グリーンアメシスト」は熱処理や放射線処理により変色させたものである。
天然で産出する緑色透明なものは「プラシオライト」と呼ばれる。