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Topaz トパーズ(4)
トパーズ(1)参照
オーバル・ブリリアント・カット 黄玉 9mm×7mm Brazil誌稀京兵
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Tourmaline Quartz トルマリン・クォーツ(2)
ブラジル産のトルマリン・クォーツをカボションにカット。
カボション 16mm×12mm Brazil誌稀京兵
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Green Aventurine グリーン・アベンチュリン(1)
アベンチュリンクォーツの中で、包有物として雲母を含み、緑色のものをグリーン・アベンチュリンと言う。 翡翠輝石に似ていることから、翡翠輝石の模造品に用いられる。 インド産のものは、インディアン・ジェード(インド翡翠)と呼ばれる事がある。
カボション 16mm×12mm Brazil 緑色誌稀京兵
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Smoky Quartz スモーキー・クォーツ(1)
成分に含まれるシリコンのごく一部がアルミニウムに置換されることにより褐色や黒色になると考えられている。 透明な水晶のうち、アルミニウムより鉄を多く含有するものを照射処理すると煙水晶に変化し、さらに照射を強くすると紫水晶になる。 天然の煙水晶は商業的価値が低いため、紅柱石や斧石、ベスブ石、褐色のトルマリンなどに模造する際に用いられる事がある。
オーバル・ブリリアント・カット 煙水晶 9mm×7mm Brazil誌稀京兵
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Yellow Chalcedony イエロー・カルセドニー(1)
微小な石英の結晶が集まって出来た玉髄の仲間で、黄色の発色は不純物の酸化鉄を含むことによる。 多孔質のため、染料を染み込ませて他の色に加工されることもある。 酸化鉄の量が多いほど褐色や濃い赤色になり、それは紅玉髄と呼ばれる。 イエロー・カルセドニーは熱に強く、彫刻や研磨がしやすいので、質の良いものはアクセサリーや彫像、祭壇用具に加工される。 内部に見られる色のわずかな変化を利用して浮き彫りの効果を高める事ができるので、カメオに用いられる事が多い。
カボション 玉髄 14mm×12mm Brazil誌稀京兵
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Citrine シトリン(4)
天然の黄水晶は珍しいため、質の良くないアメシストを加熱処理して変色させ、シトリンの模造品として売られている事がある。
マーキーズカット 黄水晶 10mm×5mm Brazil誌稀京兵
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Green Tourmaline グリーントルマリン(2)
ブラジル産のカボションにカットされたグリーントルマリン。
カボション 10mm×7mm Brazil グリーン誌稀京兵
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Blue Quartz ブルークォーツ(1)
純粋な石英は無色または白色だが、ブルークォーツは他の鉱物を含んでいるために青色をしている。 含まれる鉱物は主にジュモルティエライトやリーベック閃石、ルチルだが、磁鉄鉱の黒い粒子が入ったものも青くなる。 別名サファイアクォーツと呼ばれることもある。
SiO2 Brazil 7 六方晶系誌稀京兵
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Quartzite クォーツァイト(2)
クォーツァイト(1)参照
珪岩 Brazil誌稀京兵
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Psilomelane サイロメレン(1)
マンガンの主要な鉱石の一つ。 ロマネシュ鉱に様々な酸化マンガン鉱物が混合してできているため、標本によって含まれている成分の割合が異なる。 軟マンガン鉱より硬い事から「硬マンガン鉱」と言う名前がつけられた。 サイロメレンと言う名前は、ギリシャ語の「滑らかな」を意味する「プシロス」と、黒いを意味する「メラス」から付けられた。 バリウム、マンガン、水素、酸素を含み、樹木のような形や葡萄の房の様な形、腎臓や鍾乳石の様な形をしている。 もとに存在していた鉱物が変化してできる二次鉱物で、褐鉄鉱や軟マンガン鉱と一緒に見つかる事が多い。
(Ba,H2O)2( Mn4+,Mn3+)5O10 硬マンガン鉱 Brazil 5~6誌稀京兵
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Staurolite スタウロライト(1)
十字の結晶は凸と凹の組み合わせと見ることができる。 結晶の世界では「結晶は凸の形で囲まれており、凹の形はない」と言う鉄則があるが、それは単結晶についてであって、2個の結晶が組み合わさった双晶には凹の形がある。 十字石の双晶には直角に交わるものと、60度で斜交しているものがある。
(Fe,Mg,Zn)2Al9(Si,Al)4O22(OH)2 十字石 Brazil 7.5誌稀京兵
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Amethyst アメシスト(3)
アメシスト(1)参照
SiO2 紫水晶 Brazil 7誌稀京兵
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Emerald エメラルド(1)
緑柱石のうち、緑色のものをエメラルド、青色のものをアクアマリン、黄色のものをヘリオドール、ピンクのものをモルガナイトと言う。 エメラルドの濃い緑色はクロムとバナジウムによる。 深みのある緑色は「エメラルドグリーン」と言う色の名前にも使われている。 エメラルドは結晶が割れていたり、ヒビが入っていたり、傷のある状態で見つかる事が多い。 そのため、油を染み込ませて傷を隠したり、色を良く見せる事もある。 無傷のエメラルドは滅多に産出しない。 コロンビアでエメラルドの鉱山が発見されたのは1537年で、発見したのは南米を侵略中だったスペイン軍である。 スペイン人は採掘したエメラルドをムガール帝国(現インド)やオスマン帝国(現トルコやギリシャ)の支配者に高値で売りつけた。 支配者たちはエメラルドを「天国の庭が見える石」と呼んだ。 エメラルドはクレオパトラが愛した宝石とも言われ、古代エジプトの時代から紅海沿岸で見つかっていた。 偽物のエメラルドとして、「ソーデエメラルド」と呼ばれるものがある。 見た目はそっくりだが、水を入れた透明な容器に入れて横から見ると、ソーデエメラルドは接着した部分が黒っぽい線に他の部分は透明に見える。
Be3Al2Si6O18 緑柱石 Brazil 7.5~8誌稀京兵
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Citrine シトリン(3)
シトリン(1)参照
SiO2 黄水晶 Brazil 7誌稀京兵
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Spodumene スポジュミン(1)
リチウムと言う元素を含む。 塊状のこともあるが、透明で大型の結晶になる事も珍しくない。 宝石名としては色彩によって呼び名が付けられており、ピンク色なものをクンツァイト、アップルグリーンのものをヒデナイトと呼ぶ。 クンツァイトは大型のものがあるが、ヒデナイトでは濃色で大型のものは少ない。 クンツァイトは見る方向で色の濃さが異なるので、カットする際は濃く見える方向を正面にカットする。
LiAlSi2O6 リチア輝石 Brazil 6.5~7誌稀京兵