Vesuvianite ベスビアナイト(1)

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1795年、イタリアのベスビア火山で発見された事により、命名された。
ベスビアナイトはスカルン中に産出する典型的な鉱物の一つで、正方四角錐形の結晶をするが、柱面が発達して柱状になるものと、柱面がほとんどなく、四角両錐形になるものが多い。
色は黄緑色、黄褐色で、透明感は少ない。

銅を含有する事で青色になった亜種をシプリンと言い、カナダでは、クロムを含有して紫紅色で透明なベスビアナイトを産出する。

宝石質のものは「アイドグレース(Idocrase)」と呼ばれる。

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