THE WRESTLER VOL.16 - '83.4.21 蔵前国技館大会パンフレット

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『'83 ビッグファイト・シリーズ第2弾』1983年4月21日 蔵前国技館大会 / 「本日の試合」スタンプ付き

タイガーマスク最大のライバル ダイナマイト・キッドとのラスト・マッチ行われた大会パンフレットです。
この試合は本来4月3日蔵前大会でWWF Jr.タイトル戦として組まれていました。
しかし本シリーズ開幕戦の4月1日後楽園大会のタッグマッチにおいて、タイガーはキッドのツームストン・パイルドライバーにより頸椎挫傷の重傷を負い、欠場に追い込まれます(2冠王座も返上)。
2本のベルトはキッドと小林邦昭により王座決定戦が行われますが、引き分けにより空位のままとなります。
タイガーは4月11日より戦線復帰。最終戦の本大会でキッドとのNWA世界Jr.王座決定戦に臨むこととなりました。

試合はいつにもましてスリリングな展開となりますが、タイガーが放ったプランチャで両者フェンスの外へ。
一旦は11分12秒両者フェンスアウトの裁定が下りますが、両雄納得いくはずもなく、試合は延長戦に突入します。
場内のボルテージも最高潮に達しますが、6分52秒またしても両者リングアウトの引き分けとなってしましました。
ゴングが鳴ったときは両者ダウン状態で、まさにお互い死力を尽くしたという最後だったのが、いまでも鮮明に記憶に残っています。

最高のライバル対決のラストに相応しい一戦でした。

またこの大会の第7試合では 前田日明 凱旋帰国第一戦 P・オンドーフ戦が行われています。

なお本誌の内容は選手紹介を除いて、基本的には『THE WRESTLER VOL.16 -’83 ビッグファイト・シリーズ第1弾』と同じです。

https://muuseo.com/yukio/items/577?theme_id=27378

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