Schizostylus ✖️2

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Schizostylus brevicaudatus
Sicasica Formation, La Paz, Bolivia
Middle Devonian

写真1〜5 標本A: ネガ側の全長直線 24mm
写真1: 左がポジ、右がネガ
写真2〜3: ポジ
写真4〜5: ネガ
オレンジ〜黄色が美しい標本です。頭部先端の棘と頬棘がネガ側にあります。頭部先端の棘は斜め上方を指して、頬棘は後背側に伸びていた様です。ネガ側で背棘の位置が良くわかります。

写真6〜8 標本B: 全長直線 20mm
左眼と左頬棘が母岩割れに際して失われていますが、右頬棘がポジ側に残った状態で観察できます。先端が内側へカールする様に背側に伸びています。また、母岩割れが背棘に沿ったお陰で、背棘が観察できます。

長い棘が頭部先端、頬および背部にある「トゲトゲ三葉虫」です。しかし、肋棘や尾棘は無く、このアンバランスがなんとも面白いと思います。棘は飛んでしまって失われている標本がほとんどですので、これらは結構貴重な品です。

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