Cyclopyge 眼❣️

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Cyclopyge
Ktaoua Formation, Rissani, Morocco
Upper Ordovician
全長 17.1mm

遊泳性であったと考えられる種類です。底棲の三葉虫に比べて化石化するチャンスが少なかったと考えられ、貴重です。眼は脱落しやすいため、眼が保存されている標本は、さらに貴重です。この個体は一部に欠損はあり、頭と体が少しねじれてはいますが、立体的に保存されています。そして何よりも両眼、特に右眼の大部分が細かくわかる、かなり貴重な標本です。体に比べて眼が非常に大きい。この標本では左右の眼が分かれている様に見えますが、正中で細くくびれて、左右がつながっているのが一般的です。眼が下寄りについていると言う事は、主に水表で生活していたのでしょうか。

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