Marocconus (Cephalopyge)

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Marocconus notabilis
Toghache, Morocco
Cambrian
全長 9.4mm

Cephalopygeとも呼ばれます。アグノスタス目には平坦な造りの物が多いですが、本種はぷっくりとボリューム感のある姿です。体節が3つなのも特徴です。頭部と尾部がそっくりなのですが、三角形の幅が狭く、長いのが尾部です。写真3では右、写真4では左が頭部です。頭部の後端には、occipital ring(額環)の構造があります(写真5右側)。

Agnostina(アグノスタス亜目)は新分類では三葉虫では無くなりましたが、このEodiscina(エオディスカス亜目)は三葉虫の範疇に残りました。一般的な三葉虫とアグノスタス亜目を結ぶ様な存在だと言えましょう。

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