1990 DDR 飛行の切手 04

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オットー・リリエンタールの飛行実験100年を記念した旧東ドイツの切手。設計図が載っている切手が好きで、これもお気に入りのセットです。「Derwitzer」と呼ばれたこのグライダーにも、何種類かの尾翼の試みがあったのか。この図では水平尾翼が縦の尾翼を横切り、2016年のイラストとは少し詳細が違います。
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/504

このグライダーが実験された「Derwitzerの丘」というのは旧東ドイツ領だった現在のポツダム=ミッテルマルク郡にあって、DDRからの発行は必然でした。この切手の3か月前にはベルリンの壁が崩壊していて(企画はずっと前で、すでに印刷されていたと思われ)、東西ドイツが再統合されたのは約8か月後の1990年10月です。

リリエンタールの生まれ故郷、バルト海に近いAnklamという街には1926年にオープンした博物館があって、たくさんの模型が展示されているようです。
https://www.lilienthal-museum.de/olma/ehome.htm

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発行国:東ドイツ
発行時期:20 February 1990
切手タイトル:Lilienthal '91 Airmail Exhibition / Historic Flying Machines
図案:Otto Lilienthan's design for mono plane glider
制作者:design/ J. Riess
印刷:リトグラフ

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2016 Germany 飛行の切手
オットー・リリエンタールの飛行実験から125年後を記念して発行されたドイツの切手。ということは、1891年に最初に滑空を試みた単葉機ですね。 実験した場所にちなんで「Derwitzer」と呼ばれたこのグライダーは、長さが3.9メートル、翼の幅が7.62メートルあって、重さが18キロだった、驚くほど軽量な「滑空機」だったようです。ウィキにある写真にも丘の上で実験を見た2人が写っていますが、切手にはさらに、風向きを知る「吹き流し」を持つ人も描かれています。 https://tinyurl.com/mtn5sbt6(ウィキ日本語) 操縦中のリリエンタール自身はいつも下半身しか見えていないので、グライダーを上から撮影した本のページを画像3に足します。このグライダーも単葉のようです。左下キャプションから切手のモデルより4年のち、1895年の試作「no.11」だったことが分かります。 1884年には実験のために15メートルの高さの丘を造ったリリエンタール。1896年に滑空テスト時の事故で亡くなるまで、彼が残し出版した多くの写真やデータが、世界中の後継者に夢を与えたのは間違いないです。 +++ 発行国:ドイツ 発行時期:7 July 2016 切手タイトル:125 Anniversary of First Glider Flight by Otto Lilienthal 図案:Glider in Flight 制作者:design/ Henning Wagenbreth 印刷:リトグラフ +++ #切手 #飛行の切手 #ドイツの切手 #ドイツ #航空 #飛行機 #初期飛行機 #リリエンタール #グライダー #stamp #aviationonstamp #postagestampgermany #germany #aviation #earlyaviation #lilienthal #glider
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/504

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