1977 LANCIA STRATOS Turbo GROUP 5

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イタリアの歴史ある自動車メーカー、ランチアが1974年に発売したストラトスは世界ラリー選手権(WRC)において無敵の3連覇を成し遂げるなど活躍した。そして時を同じくしてレース活動も開始。77年のジロ・デ・イタリアに参戦した"539"はランチアのエース、サンドロ・ムナーリがステアリングを握ったもののリタイア。しかし首位を独走するなどの見せ場を作った。
このマシンは77年末にVICICらの協力によって日本に上陸。富士スピードウェイで星野一義が走らせたのち、世界的に有名な自動車コレクターである松田芳穂氏のコレクションとなり、同氏が運営していた博物館の一つ、御殿場スポーツカーガーデンに長く展示されていた。
その後オーナーが変わり、現在はドイツで個人が所有しているが、表舞台に出てくることは稀である。

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