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1987 Ferrari F1-87
F1の名門スクーデリア・フェラーリが1987年シーズンに送り込んだマシンがこのF1-87である。ドライバーは27号車に85年にフェラーリでランキング2位にもなったお馴染のミケーレ・アルボレート、28号車に前年ベネトンで初優勝を成し遂げた成長株ゲルハルト・ベルガーという布陣で挑んだ。シーズン序盤は新開発のなったエンジンの信頼性が低くリタイアが続き、表彰台はアルボレートが2度3位でチェッカーを受けたのみという結果であったが後半戦になるとマシンが熟成し、ポルトガルでベルガーが2位になると、第15戦日本グランプリ。F1が鈴鹿に初上陸したこのレースでポールポジションから一気に飛び出して自身通算2勝目、フェラーリ移籍後初の優勝を飾ると、続く最終戦オーストラリアでも2連勝を達成。特に最終戦は2位でチェッカーを受けたロータスのアイルトン・セナが失格となったことでアルボレートが滑り込み、1-2フィニッシュを達成してシーズンを締めくくった。 モデルは京商が大手コンビニチェーンであったサークルK・サンクスで展開していた1/64ミニチュアカーシリーズの第25弾でラインナップされた、カーナンバー28のベルガー車である。
レーシングカー(F1世界選手権) 1/64 京商真デレラ
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1977 LANCIA STRATOS Turbo GROUP 5
イタリアの歴史ある自動車メーカー、ランチアが1974年に発売したストラトスは世界ラリー選手権(WRC)において無敵の3連覇を成し遂げるなど活躍した。そして時を同じくしてレース活動も開始。77年のジロ・デ・イタリアに参戦した"539"はランチアのエース、サンドロ・ムナーリがステアリングを握ったもののリタイア。しかし首位を独走するなどの見せ場を作った。 このマシンは77年末にVICICらの協力によって日本に上陸。富士スピードウェイで星野一義が走らせたのち、世界的に有名な自動車コレクターである松田芳穂氏のコレクションとなり、同氏が運営していた博物館の一つ、御殿場スポーツカーガーデンに長く展示されていた。 その後オーナーが変わり、現在はドイツで個人が所有しているが、表舞台に出てくることは稀である。
レーシングカー(Gr.5) 1/43 京商真デレラ