逸見石

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カルシウムと銅の水酸塩で塩基にホウ素を含むのが特徴。
通称2番坑と呼ばれる坑道の、再結晶質の石灰岩(大理石)を切る五水灰ホウ石の脈中の小晶洞に微小なものが見出され(1977年)、1981年に新種として申請された。
新たに逸見石が出た晶洞は、布賀鉱山4番坑”田邊晶洞”として知られています。
梯子を継ぎ足して上る高所の洞の、床も壁も天井も、紺青の逸見石が綺羅星のごとく散らばっていたといいます。
晶洞は幅3m 長さ 7mあったといいます。
こちらは一粒のみですが、母岩の石灰岩がスペースシップの様です。
一部結晶化しているところもかっこいい。

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