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アパタイト結晶
アフガニスタンやパキスタンのペグマタイトからは美しいピンクや紫の燐灰石結晶を産しますが、カットされたものは見たことがありません。
結晶標本として遥かに価値があるので、熱に弱く璧壊性のあるアパタイトを危険を冒してまでカットしないのではないでしょうか。
アパタイトとはギリシア語の”apatao=私は騙す”、を語源とする命名です。
多彩な色彩を持っていることで、緑柱石や電気石等々、似たような色合いと結晶形の他の鉱物と紛らわしいことがその理由の様です。