ラピスラズリ ラズライト結晶

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宝石としてラピスラズリと呼ばれますが、鉱物としてはラズライト (Lazurite) が正式な名前です。
その名の通り、ラテン語の青 : lazurium に因む名前ですが、日本語では金色の黄鉄鉱を含む石、青金石 (せいきんせき) と名づけられています。

ラピスラズリ (lapis lazuli) は、方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石ゆうほうせきなど複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石です。
これらの固容体に加えて母岩の白い方解石や、さらに黄鉄鉱が不純物として混ざってきます。
それらが織りなす美しい景色を装飾品や彫刻品に利用してきました。

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