ラズライト 天藍石

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天藍石の発色(ラズライトの発色機構)

天藍石の場合は二価と三価の鉄イオンの電子とが酸素を介在して移動する間に赤から緑に至る低い瞬間の光を吸収するために残った青が見える、電荷移動 (Fe 2+ - O - Fe 3+ ) という 仕組みが原因です。
結晶軸の方向により青-青緑-黄色の多色性を示す鉱物となっており、パキスタン産のものは特に強く現れています 。

また、パキスタンからは黄緑色を呈するものも産出するとのことです。

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