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ホワイトハイドログロッシュラーガーネット
砂糖菓子の様なガーネットを見つけました。透明度が高いと価格も高いようです。 氷翡翠のようなしっとり感艶やかさはなくサクサクしてそうです。
鉱物 ルース Ca3Al2 (SiO4)3-x(OH)4x 6.1ctネルママ
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ブルーティントアキシナイト
ブルーの部分と茶色の部分の配色が美しいアキシナイトです。 アキシナイト自体に多色性という性質がありますが、この様なブルーのインクで染まった様なタイプのものをブルーティントアキシナイトというそうです。 アキシナイト(和名:斧石)グループは4つの種類からなる鉱物グループです。 基本となるものは鉄を多く含むフェロアキシナイト(鉄斧石)で、一般的に流通しているアキシナイトのほとんどがこのフェロアキシナイト。 そのため、わざわざフェロアキシナイトとはいわず、これをアキシナイトと呼ぶようになっています。 1枚目の画像の色味が肉眼で見たのに1番近いと思いますが、ライトを当てるとかなり色鮮やかです。 4.2×3.9×2.6mm
鉱物 ルース Ca 2 (Fe,Mg,Mn)Al 2 [OH/BO 3 /SiO 12 ] 0.400ctネルママ
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霰石 天然アラゴナイト
以前ピンクを入手しましたが、ブルーも揃えました。紫外線で黄色く色づきました。 不透明なものはラリマーにとてもよく似ています。
鉱物 ルース CaCO3 5.5ctネルママ
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マンガンタンタル石
タンタル石は自然界には酸化タンタルとして世界各地の稀元素を含む花崗岩ペグマタイト鉱床に発見されます。 一般には周期律表で同じ5族のニオブとの間に連続的な固溶体を成し、タンタル成分が多い場合にタンタル石、ニオブ成分が多い場合にはニオブの旧称,コロンビウムに因むコルンブ石として産出します。 さらに成分として含まれる、鉄、マンガン、マグネシウムの量が多い場合にはそれぞれの元素名をつけて呼ばれることがあります。 今回のルースは不純物のマンガンにより赤い発色を見せる、透明度の高いルースとしてカットされたものです。
鉱物 ルース (Fe, Mn)(Nb<Ta)2O6 パキスタンネルママ
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天然霰石(アラゴナイト)
ピンクアラゴナイトその2 こちらのルースは更に透明度の高い(それでもミルキー)もので透過させて見ると白い部分が透けて浮かび上がります。 硬度が高くないので加工向きではないものの、これは可愛い😍
鉱物 カボション CaCO3 2.8ctネルママ
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天然霰石(アラゴナイト)
ピンクアラゴナイトのその1 方解石とは成分が全く同じですが原始の配列が異なるため直方晶系の結晶となるそうです。(方解石は三方晶系) 爽やかなアイスブルーのアラゴナイトと同じ産地だそうですが、産出量はとても少ないのだとか。 こちらのルースはまるでピンクのラリマー?と思える柄で透過で見てもクラックも見えません。 アメリカ、スペイン、ナミビアでも産出されたいる様ですが今回入手したピンクはそれらのものよりもかなりビビットで透明度の高いものの様です。
鉱物 カボション CaCO3 4.6ctネルママ
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金紅石 ルチル単結晶
金紅石は同じ二酸化チタンの組成を持つ板チタン石(ブロッカイト)と鋭錐石(アナテーズ)等、5種類の同質異像の鉱物の一つです。 いずれもアルプス型の変成作用を受けた熱水鉱床やペグマタイト鉱床に産しますが、生成時の温度や圧力の違いにより硬度、比重、結晶系の異なる別種の鉱物となります。 金紅石の和名は、金色や濃赤褐色の色合いに因みます。”Rutile"の名もラテン語の "rutilus : 赤味を帯びた” に因みます。 結晶は柱状、ピラミッド状、更に正方膝型接合双晶、正方輪座三連晶など、魅力的な姿の連晶で産出することもあります。 金紅石は鉱物の中では最も高い屈折率(2.616-903)と複屈折(0.287)と分散値(0.300)を持つ鉱物です。 即ち透明な結晶はダイアモンド*をはるかに凌ぐ煌きとファイアを放ちます。 従って1948年に登場した透明な合成ルチルの結晶はチタニアの名称で手頃な値段のダイアモンドの代替品として一世を風靡したものです。 しかしながら余りにもぎらぎらと光りすぎて如何にもダイアモンドの贋物の印象が強く10年足らずの短命に終わりました。 金紅石が宝石として脚光を浴びるのは、その針状結晶が水晶に包有物として含まれる場合です。(ルチルクオーツ) *ダイヤモンド屈折率2.419分散値0.044 4.6×4.5×3.2mm
鉱物 ルース TiO2 0.520ctネルママ
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グリーンアキシナイト
アキシナイトの色といえばダークな紫味の入った焦茶色や沈んだ青のイメージでしたが、このお石さんはオールグリーンと言っても過言ではないのではと思えるルースです。 その上で多色性のある石らしく角度を変えて見ると様々な色味を観察できます。 ゾイサイト(屈折率1.688〜2.00)と比べると1.656なのでキラキラは抑え目ですが、落ち着いた大人の魅力を感じます。
鉱物 ルース 0.105ct パキスタンネルママ
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トリプライト
以前から気になっていた石のひとつトリプライトです。 やっとドキュンとするルースに出会いました。 ペグマタイトに産する稀産の燐酸マンガンを主成分とする鉱物です。 名前は「Triplos = 三つの」に由来しますが、これは結晶の3方向への劈開都合のことです。鉄とマンガンの比率で鉄分が多いとツヴィーセル石となり連続した固容体を形成し ます。 日独ソ付き
鉱物 ルース (Mn,Fe) 2 (PO 4 )F 0.583ctネルママ
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レッドフラッシュクロムスフェーン
スフェーンはモース硬度が低く傷つきやすいために宝石として実用には向きませんが、宝石の中では屈指の高い屈折率による眩い煌きと、ダイアモンドを凌ぐ高い光の分散による顕著なファイアーとでコレクターに人気がある宝石です。 近年パキスタン北部とアフガニスタンとの国境地帯から濃い緑から赤橙に色変わりをするスフェーンが産出し、クロム・スフェーンとしてかなりの高値で市場に姿を見せています。 が、実際にはクロムは殆ど含まれてなく、2400ppmW と高濃度のヴァナジウムによる発色と判明しています。
鉱物 ルース CaTiSiO5 1.09ctネルママ
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K2アズライト
白と灰色の花崗岩に、青いアズライトの斑点が特徴的。 カラコルム山脈にあるK2から近年、産出された「K2アズライト」。 K2はエベレストに次ぐ世界第2位の高さを誇る山のため採掘が難しく、K2アズライトはまだまだ流通量の少ない天然石です。 藍銅鉱 Cu3(CO3)2(OH)2
鉱物 カボション パキスタンネルママ
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ダイヤモンドクオーツ
無加工の原石の状態で両剣・両錘(ダブルターミネーティッドともいわれる両端が尖った形)、強い輝きを放つクォーツです。一般的なクォーツはガラス質で艶や光沢のないさらっとした輝きのものがほとんどですが、ダイヤモンドクォーツは照りが良くダイヤモンドのような硬質な輝きがあります。 他の水晶よりも高温・高圧の環境で成長するため、カーボンと言われる小さな黒い内容物や気泡を内包するものも多く、大きくなるとクラック(天然の内部亀裂)が入りやすくなります。 サイズが小さいものがほとんどのため、大きいものや透明度の高いものは高く取引されています。 有名なハーキマーダイヤモンドもこのダイヤモンドクオーツのひとつ。 近年、パキスタンのワジリスタンから少量ですが、ハーキマー型の結晶が姿を見せるようになったとのこと。こちらの産地はパキスタン産としか分かっていませんが、透明度も高くとても可愛いらしい姿に購入しました。
SiO2 パキスタンネルママ
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ルードヴィッヒアイトペリドット
某ジェムサイトの記載によると、パキスタンから産出されるペリドット内の黒い針状インクルージョンが最初に報告されたのは1994年。 ルードヴィッヒアイトとは、ルーマニアのバナト山脈から1874年にオーストリア ピエナ大学の科学者によって発見され、同氏にちなんで命名された鉱物。 ルードヴィッヒアイト イン ペリドットはその鉱物を含んだペリドットであるそうです。 ルードヴィッヒアイトの粗密により色の濃淡が美しいこのルースを入手しました。
鉱物 ルース (Mg,Fe) 2 SiO 4 N 2.09ctネルママ
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レッドスフェーン
パキスタン産のスフェーンにはヴァナジウムによる発色で緑色から赤色のファイアが美しいものがありますが、こちらはほぼ赤。 ファイアは観えないですが、照りが強く、深い赤がとても魅力的。 4.6×2.4×2.0mm
鉱物 ルース CaTiSiO5 0.24ctネルママ
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ペリドット
ペリドットは石に入った光が二重の光となって出て行く複屈折率を持った石としても有名で、オイル感のある光沢が魅力です。 パキスタンのペリドットは詳細な地質調査により、サパットのペリドットは推定5000万年前の始新世にインド大陸がユーラシア大陸に衝突し、隆起した際の地殻変動で生成されたことが判明しました。 片岩と片麻岩から成るインド・プレートとトーナル岩の超深成岩の火成岩体から成るユーラシア・プレートとその間の細長い隙間に幅1㎞、長さ12㎞に考える塩基性-超 塩基性Harzburgite(ハルツバージャイト:斜方輝石橄欖岩)、輝石、斑糲岩とダン橄欖石から成る岩体が形成され、そこに橄欖石結晶が結晶したと考えられます。
鉱物 ルース 0.47ct パキスタンネルママ