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ユークレース Euclase
ユークレースの名は結晶が完全な劈開性を示すことに因み、18世紀フランスの鉱物学者、アウイ (J.Haüy) によって、ギリシア語の ”Eu :良く と Klasis : 壊れる” とを合成して命名されました。
化学組成が示すように、鉱物としては緑柱石に極めて近く、ペグマタイト鉱床生成の最終段階で熱水の温度が600~400℃に下がり、緑柱石が水酸基を取り込んで出来た鉱物と考えられています。
カラーレスからブルー、ピンクのものがあります。