ウヴァイト

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ウヴァイトは1929年、スリランカのウヴァ地方に産出したことに因む命名
他のトルマリンとは異なり、柱状ではなく平板状の1cm程度の小さな結晶の集合体としてペグマタイトやスカルン鉱床に産する。
 不純物としてナトリウム、三価の鉄やクロム、ヴァナジウム、二価のマンガン、四価のチタンを含み、暗緑、茶色、褐色、赤、黒色を示す。
不透明および半透明で宝石用途にはならないが、稀に装飾用として用いられる。
 スリランカでは石灰岩中に透輝石と共に産する。その他チェコ、ロシアのバイカル湖、ニューヨークのエセックス、カナダ、オンタリオ等に産する。現在もっとも良く見られるのはブラジルバイア州ブルマードのマグネサイトの晶洞中の結晶。

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