ドイツ Ⅳ号突撃砲

0

ソビエト軍のT34やKV-1に苦しめられたドイツ軍は、戦況を打破するために当時の主力戦車であるⅢ号戦車、Ⅳ号戦車を上回る性能の戦車の開発を進めました。そのひとつとして制作されたのが、走る対戦車砲とも言うべきⅣ号突撃砲でした。シャーシはⅣ号戦車H型のものを流用、上部構造は48口径75㎜砲を搭載して歩兵支援用から対戦車兵器に衣替えしたⅢ号突撃砲G型後期のものがそのまま使われ、期せずして当時のドイツの最良の戦闘車両の組み合わせとなったのです。全重量はⅣ号戦車やⅢ号突撃砲より軽い23トン、乗員は4名、エンジンはマイバッハHL-120TRM300馬力で最高速度38㎞とバランスの取れた対戦車兵器に仕上がり、Ⅲ号突撃砲と共に活躍しました。生産は1943年12月から1945年までで1138台生産されました。

#タミヤ
#突撃砲
#ドイツ軍

Default