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バスミニチュアカーコレクション No.908 サクラ ダイカストモデルバスシリーズ No.2 北海道中央バス
サクラというダイキャストミニチュアカーはすでに日本のミニチュアカーの歴史の中で完全に忘れ去られているブランドになってしまいました。このモデルはサクラのダイカストモデルバスシリーズ6台の中の1台で、No.906、No.910と同シリーズです。
おそらく北海道中央バスですがスケールは判りませんが、全長から想定して1/100位と思われます。当時、ロングトミカやウッドのバスシリーズが1/100スケールだったので、採用されたスケールかもわかりません。ボディ形状は、貸切及び高速バスタイプと路線バスタイプの2種類ありますが、基本的には高速路線タイプのようです。
このおそらく北海道中央バスは、高速路線バスを無理矢理に路線バス型に仕立てた、奇妙な形状になっています。地方のバス会社では観光バスタイプが路線格下げで路線バスに移行することがありますが、全く考えられないことはない車種ではないですが、「おもちゃ」として存在したもので、車内のシートに目をやると、貸切タイプの流用で、中扉付近にもシートがあり中扉の意味がありません。
車種は富士重工R13車体の三菱ふそうB906Rタイプの様に見えますが、似て非なるものです。
より忠実なモデルが現在の主流ですが、このようなおおらかなバスミニカーが存在していたのが、1970年代から1980年代のバスミニチュアカーの世界です。
白いボディに赤のストライプで、「中央バス」の文字を入れて「北海道中央バス」に仕立てた、大らかなおよそ40年前の古き良き時代のコレクションです。
このモデルのおおよその大きさはL:115 D:27 H:33 1/100)、裏板には刻印はありません。
モデルメーカーはサクラ、ブランドはダイカストモデルバスシリーズ、スケールはS=1/100
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