バスミニチュアカーコレクション No.835 s.e.s. minicars IKARUS 260 FEUERWEHR 消防指揮バス

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IKARUSは、1895年創業のハンガリーのバス会社で、東欧のバス製造会社としては圧倒的シェアを持っていましたが、2003年に経営困難になり倒産してしまいました。
IKARUS 260は、世界累計総生産台数が72,547台と世界で最も多く生産されたバスだと言われています。ピーク時の1980 年代初頭には、ハンガリーにある同社の 2工場で年間 12,000 台を超える車両が生産されていたそうです。
ベルリンのModeltec社は、s.e.s. minicarsのブランドで主に東ドイツや東欧の車のプラスティックモデルカーを提供しています。ほとんどの車両はまだ旧東ドイツの製造設備で作られており、そのうちのいくつかは50年以上前のものもあるそうです。このモデルは、IKARUS 260の車体を利用した「消防指揮車(Fire Chief Car)」で、火災現場備駆け付け、消火活動の作戦司令基地となる重要な車両です。
1983年以来、交流しているドイツのコレクターさんと日本のモデルとを交換して送ってきていただいたモデルです。
日本に居たらましてや、旧共産圏のバスモデルなどお目にかかることもなく、同じ志のコレクターとの交流によって加わったコレクションの1台です。
このモデルのおおよその大きさはL:127 W:26 H:37 1/80、裏板にはIKARUS 260と刻印されています。

モデルメーカーはs.e.s. minicars、ブランドはs.e.s. minicars、スケールはS=1/87

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