1925年以前の製作 HELLRTERN & SONS ビスポークローファー

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日記にも書きましたが、100年ほど前の製作と思われるパンチドキャップトゥのローファーです。タンが大変長く、デザインも独特でデコラティブな印象があります。エドワーディアン時代の靴といった感じです。側面から見るとコバがほどんど見えません。パンチングの穴は大変小さく作られており、華奢な印象です。僅かにスクエァに作られたトゥ。カーフは薄いのですが、特に乾燥した感じもなく良好なコンディションを維持しています。ライニングも柔らかで滑りづらい良い革が用いられています。
アウトソールの革もしっとりしていて、オークバークを使ったものと思われます。

Hellstern & Sonsは1870年にパリ・ヴァンドームに創業したビスポークシューズ・メゾンです。1925年にロンドンに支店を出しました。1925年以降、靴のインソックには『ロンドン』の文字がスタンプされますので、この靴の製作は1925年以前ということになります。

https://muuseo.com/shinshin3/diaries/144

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