明治中後期 六寸半 四段重 竜田川

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明治中後期の製作と思われる六寸半の四段重です。川の流れを卵殻の白で表し、紅葉や微塵貝を鮮やかに配しています。絵画的な表現は若狭塗では珍しいのですが、私は勝手に「竜田川」と命名しました。特別凝った変り塗ではありませんが、大変雰囲気の良いお重です。
基本的に若狭塗は使用することを念頭において入手しています。画像8枚目、煮しめを盛った際の写真を載せてみました。

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    とーちゃん

    2023/02/28 - 編集済み

     光に 透かされた光沢が、
    素晴らしいですね。

     煮しめにも、
    優しい味わいを 感じます。

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      グリーン参る

      2023/02/28

      コメントありがとうございます。若狭塗の素晴らしさは、わずか0.2-3ミリの塗膜に海の底を見ているかのような奥行きを感じさせるところです。どこの産地にもこんな透明感はないと思います。

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