MERCEDES CLK GTR 1997

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1997年鈴鹿1000㎞優勝車。現在はSUPERGTの真夏の一戦として定着している鈴鹿1000㎞ですが、2000年代初頭まではル・マンレーサーが総合優勝を争うレースでした(最晩年は出走1台であとはGTなんてこともありましたが)。DTMの消滅(後に現在の形で復活)で突如活動の場を失ったメルセデスが、次に戦場として目を付けたのがル・マンを中心とするスポーツカー耐久。わずか4か月で準備されたこのマシンはしかし、1997年のFIA-GT選手権を席巻します。まだずんぐりとした90年代前半の香りが残るフォルムですが、このマシンが2年後にはあのCLRに、、、世紀末のル・マンの激戦は、プロトタイプカーの進化を早める効果があったのでしょうか。

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