蛍石

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Nasik District, Maharashtra,India

蛍石の結晶は正八面体が一般的ですが、インドの洪水玄武岩と呼ばれる巨大な玄武岩地帯から産出する蛍石は球状に成長していることで知られています。
産状は、玄武岩内にある空隙の壁面が玉髄(石英)で覆われ、その一部に水晶の結晶が生じ、さらにその表面に方解石を伴って黄色を帯びた球状に晶出します。稀にオレンジ色の強いもの、緑色を帯びたもの、紫色を帯びたものなど色もさまざまです。

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