名寄鈴石

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北海道名寄市緑丘(天然記念物指定地)

緑丘の河岸段丘に露出する更新世の名寄層、未固結のガラス質凝灰岩層のうち上下の赤褐色の鉄分の多い層に挟まれる単黄色の部分から発見される。鉄分を含む球状中空の団塊で、外殻の中に小さい物が入っているため、振るとカラカラ音が鳴ることからこの名がある。他の地域でも産出するが、形がよく数多く産出する点で天然記念物に指定されている。
<“日本の天然記念物6地質鉱物”から要約>

大地の中から発見される丸い石、音がしたり、割ると空洞であったり、どこか人工的な感じがしたりと太古から不思議だったでしょう。弥生人が勾玉を中に収めた宝石箱の遺物も発見されています。子宮をイメージしたのかもしれません。鈴石の発見される多くの地域でお守りとして今でも浸透しています。

#鈴石
#鉄質ノジュール

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