津軽銀花石

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青森県平内町

津軽錦石の一種で、円柱状の硫化鉄(白鉄鉱)を中心にシリカが被覆し、マトリックスを石英の結晶が充填した構造が観察できます。硫化メノウは能登の狼煙銀石(珠洲銀石)と並び産出が稀な石で、青森では平内町が産地とされています。成因を火山活動による熱と硫黄が砂鉄と反応して白鉄鉱を晶出したノジュールが形成されると説明する文献があります。

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