婦女界 1935(昭和10)年 3月1日 第五十一巻 第三號(3月號)

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"小鳥のやうに小さく可愛かった根自子さんも今年は十六の春、大人の世界の感情の縺れが災はいして・・・(中略)・・・隠れ家で弾いた愁曲の数々も、今は忘れて好き春です。"

なかなか詩的な記述ではありますが、時期的に既に騒動=

https://muuseo.com/nine_o_nine/items/73?theme_id=39653

も峠を越えて、モギレフスキー教授の元に復帰し欧州への留学も決まり…そんな頃のご表情='16の春'(満15歳)ですね?

『藝術の園に若葉は薫る』

と言う冒頭寫眞特集の㌻に掲載されております。

このお誂えの左上腕部の鳥と階級章みたいなエンブレムが印象的なセーラー服姿、iconicです。

#諏訪根自子 #nejikosuwa #九段精華

話 1934(昭和9)年 第二巻 第三號(3月特輯號)
正直、この手の"スキャンダル的"記事は好きではありませんが、避けては通れません故…。 10ページにも及ぶボリューム(まぁ1/3は至る大活躍振りを紹介したものですが…その中では例のトーキーの事にもより具体性を持って触れられております。)で、所謂「家出事件」の顛末を関わった人物迄含め実に仔細に記されておりその全貌のあらましを垣間見れます。 記事のタイトルは‥ 『天才少女 諏訪根自子の悲哀』 この件に関しましては、少し違った角度から言及した後年の徳川義親氏の手記もあり、また其方も別の機会に・・・ #諏訪根自子 #nejikosuwa
https://muuseo.com/nine_o_nine/items/73

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    ktr

    2023/11/07 - 編集済み

    こういう写真を見ていると、ヴァイオリンとかヴィオロンとかいうより、提琴という言葉がしっくりくるような気がします。

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      nine_o_nine

      2023/11/07

      そうですね。提琴・・・実にしっくり参りますね♪

      「秋の日のヰ"オロンのためいきの身にしみて…」

      もなにか憂いの表情に・・あ、情景は春でした。

      この頃の日本語の響き、好きです。

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