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001 青竜刀形石器
001 青竜刀形石器 せいりゅうとうがたせっき 佐井村 糠森遺跡出土 縄文後期 中国の「青竜刀」に似ていることからこの名前が付けられました。サケ漁のときに暴れるサケの頭を殴るための道具、儀礼の道具、等の説があります。重さが540グラムもあるので、もしこれでサケを殴るとしたら、かなり腕が疲れそうですね。木の棒でも良かったのでは…? 皆さんはどのように推理しますか? 所蔵:佐井村教育委員会
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002 異形深鉢形土器
002 異形深鉢形土器 いけいふかばちがたどき 佐井村 八幡堂遺跡出土 縄文中期 「円筒土器」に分類されている土器ですが、円筒形にはなっておらず、大きなくびれをもつ珍しい形をしています。上が黒く、下が赤く焼けている点も見逃せません。もしかして意図的でしょうか? 縄文人の「こだわり」がじわじわ伝わる逸品、当寺は斬新なデザインだったのでしょう。 所蔵:佐井村教育委員会
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003 深鉢形土器
003 深鉢形土器 ふかばちがたどき 大間町 小奥戸(1)遺跡出土 縄文前期 高さ50センチを超える大きな土器、いったい何を入れたのでしょうか。(何かをどっさり入れたらもう動かせないと思います。)ところで、この土器の縄文、実に珍しいものです。「ループ文」と呼ばれるこの縄文は、「縄の曲芸」と言いたくなります。縄文時代前期の早い頃に限定的にみられるものです。 所蔵:青森間埋蔵文化財調査センター
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004 深鉢形土器
004 深鉢形土器 ふかばちがたどき 風間浦村 沢ノ黒遺跡出土 縄文前期 沢ノ黒遺跡からたくさん出土したこれらの土器の名前は「円筒土器」。バケツを縦に引き伸ばしたような形で、底に手が届かないような深いもの。それにしても気になるのはこの形。いったい何を入れたのでしょうか。水? 木の実?……。皆さんも面白い考えがあったら是非教えてください! 所蔵:青森県埋蔵文化財調査センター
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005 土偶
005 土偶 どぐう 風間浦村 古野(2)遺跡出土 縄文中期 びっくりしました! 5000年後に私がポスターになるなんて。掘り出してもらって本当によかったです。私と同じ世代(縄文時代の中期の中頃)の仲間は下北にあまりいないらしく、よく「貴重、貴重」と言われます。これからも皆様の応援を頂きながら、がんばりたいと思います。名前もほしいです。 所蔵:青森県埋蔵文化財調査センター
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006 いろいろな出土品
006 いろいろな出土品 いろいろなしゅつどひん むつ市 内田(1)遺跡出土 縄文後期 内田(1)遺跡からは土器・土製品・土偶など、いろいろなものがたくさん出土しました。建物跡が円形に並んだ「環状集落」も見つかっています。遺構も建物も、とにかくすごい内容の遺跡なんです。このようなすごい遺跡、まだまだ眠っているんでしょうね。 所蔵:青森県埋蔵文化財調査センター
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007 香炉形土器
007 香炉形土器 こうろがたどき むつ市 大湊近川遺跡出土 縄文後期 香炉として使われたかは分かりませんが、「香炉形土器」と呼ばれています。膨らんだ中央部には何やら遮光器土偶のような顔? が、上の方にはサケ? イノシシ?(それも2匹!)がついています。真上から見るとお面? のよう。縄文人のセンスはすごすぎますね。まさに縄文アーティスト! 所蔵:青森県埋蔵文化財調査センター
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008 石斧と擦切具
008 石斧と擦切具 せきふとすりきりぐ むつ市 熊ケ平(1)遺跡出土 縄文前期 縄文人は木を切るのに磨製石斧を使いましたが、貴重な石で作られたものは、壊れてもすぐには捨てず、「擦切具」と言われる″石のノコギリ″で細かくカットし、鑿やアクセサリーのような小さな石器に作り直します。縄文人は加工の達人、再利用の天才、石で石を切る技術者、何かカッコイイですね。 所蔵:青森県埋蔵文化財調査センター
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009 香炉形土器
009 香炉形土器 こうろがたどき むつ市 外崎沢(1)遺跡出土 縄文後期 香炉形土器には顔がつくことがよくあります。その顔も怖いものからカワイイものまでいろいろ。この香炉形土器は3つの穴で顔が表現されていて、ウインクしているみたいです。いずれ、むつ市を代表する「ゆるキャラ」になれるかも。がんばって! 皆さんも応援よろしくお願いします。 所蔵:むつ市教育委員会
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01 小割沢
01 小割沢 三方を山に囲まれ、標高も300mと高く、年間を通じて冷涼な気候です。積雪も多く典型的な山間地ですが、手入れが行き届いており、素晴らしい風景が保たれています。 小割沢 所在地:鹿角市八幡平 規模:21.0ha ビューポイント 集落付近の農道から見渡せる棚田風景<7月~9月> 八幡平の馬見平放牧地では日本短角牛(かづの牛)の「夏山冬里」飼育を実施しており、耕畜連携にも取り組んでいます。 ※夏山冬里:夏は山で放牧し、冬は牛舎で飼育する方式
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01 長潭橋
01 長潭橋 橋 火 所在地:山梨県甲斐市吉沢・甲府市平瀬町 規模:橋長 31.4m 全幅員 5.1m 形式:上路式コンクリートアーチ橋 管理者:山梨県県土木整備部中北建設事務所 完成年:1925年 長潭橋は、山梨県内に現存する戦前完成の3つのコンクリートアーチ道路橋のうち最古であり、大正14年に竣工して以来、景勝地「御岳昇仙峡」観光の歴史を語る上で外すことのできない重要な土木施設です。平成24年には土木学会より、“選奨土木遺産”の認定を受けています。 Ver.1.0(2020.3)
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01-01 簗瀬二子塚古墳
01-01 簗瀬二子塚古墳 前方後円墳 名 称 簗瀬二子塚古墳 所在地 安中市簗瀬756-1ほか 指 定 国指定史跡(平成30年10月15日指定) 墳丘長 約80m 時 代 6世紀初め MEMO この古墳の一番の特徴は、関東地方の中でもっとも古い時期に造られた横穴式石室です。また、石室(玄室)はベンガラという真っ赤な顔料が一面に塗られていました。「赤」には神聖な意味があったようで、古墳時代の遺跡から見つかった土器や埴輪にも塗られていることがあります。
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01-02 保渡田古墳群・八幡塚古墳
01-02 保渡田古墳群・八幡塚古墳 前方後円墳 名 称 保渡田古墳群・八幡塚古墳 所在地 高崎市保渡田町1950ほか 指 定 国指定史跡(昭和60年9月3日指定)平成15年8月27日追加指定) 墳丘長 96m 時 代 5世紀後半 MEMO 墳丘をめぐる二重堀にはさまれた中堤に、54体の人物・動物・モノを表現した埴輪を並べた区画があります。これは、王(豪族)が行った様々な儀式や財物を表現しているようです。なかには、魚をくわえた鵜形の珍しい埴輪も出土しました。
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01-03 観音塚古墳
01-03 観音塚古墳 前方後円墳 名 称 観音塚古墳 所在地 高崎市八幡町1087 指 定 国指定史跡(昭和23年1月14日指定) 墳丘長 105m 時 代 6世紀末 MEMO 横穴式石室は全長が15.3mで県内一の大きさです。その規模や巨石を用いた石室の造り方が奈良県の石舞台古墳に似ているため「群馬の石舞台」とも呼ばれており、最大の石は重さ60トンと推定されています。また、中央王権との結びつきを示す銅鏡、大陸文化の影響を受ける金銅製の馬具など多数の副葬品が出土しています。
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01-04 山上古墳古墳
01-04 山上古墳古墳 円墳 名 称 山上古墳古墳 所在地 高崎市山名町2104 指 定 国指定特別史跡(昭和29年3月20日指定)(史蹟指定大正10年3月3日) 墳丘長 約15m 時 代 7世紀中頃 MEMO ユネスコ「世界の記憶」に登録された上野三碑の1つである山上碑に隣接する古墳で、精緻な切石積みの石室をもっています。山上碑よりも数十年前に造られたことからも、もともと黒売刀自(山上碑を建立した長利の母)の父の墓として造られ、後に黒売刀自を追葬したものと考えられています。また、県内の古墳で唯一、国の特別史跡に指定されています。
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